「おはようひまわりくん＜復刊傑作幼児絵本シリーズ 12＞」 ママの声

夏らしいお話です。

自分では動くことはないけれど、ひまわりの周りでは、いろんなことが起こっています。

畑に行くトラクターを見送り、クモに襲われたチョウを助けます。

最初のページの見開きいっぱいのひまわりが、一目で夏らしさを感じる色鮮やかさでした。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

牧場に咲くひまわりくんの周りでは、ゆったりした時間が流れていて、読み終えた後に、なんだかほっとした気分になりました。

特に、おもしろいことや、悲しいこと、考えさせられることがあるわけでもなく、ほのぼの、のんびりした1日を過ごすひまわりくんのお話なのですが、娘はとても気に入っていて、ひまわりやちょうちょを見ては、何かしら話しかけています。

ときには、こういうのんびりした絵本もいいなぁと思いました。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

寺村輝夫さんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公の一日を色々なハプニングと共に楽しめる絵本でした。主人公が色々な人を助けるのをとても楽しそうにしている所が素敵でした。友達も主人公の事を頼っていて素敵な関係だなと思いました。朝起きた時に読むと一日を素敵に過ごせる絵本だと思いました。力強い絵も魅力的でした。笑顔の主人公が心に残りました。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

ひまわりくんの一日の様子が描かれています。
おひさまと仲良しのヒマワリくん。
くもの巣にかかった蝶を助けるシーンは、
「どうやって助けるのかな？」と思ってドキドキだったので
おひさまとの連係プレーと、そこで登場した思わぬ助っ人、の展開に
「さっすが！すごいねおひさまとひまわりくん！」と感心してしまいました。
うちの息子はお花や虫や動物を見つけると「おはよう」「こんにちは」などと丁寧にご挨拶をしてとても嬉しそうにしています。
きっと、このような絵本を通して、植物や動物に親しみが湧いているからなんだろうな、と思うと、改めて絵本の素晴らしさを感じています。
優しい気持ちと豊かな心を育ててくれる絵本の一つだと思います。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

娘はひまわりくんにも反応しますが、ひまわりくんの周りの様子に
興味をもったみたいで、はたけしごとに行くおじさんがトラクターに
乗って出かけていくところとか、朝、にわとりが鳴いていて牛の乳絞りをしているところを何度も指していました。
またひまわりくんの顔がとってもやさしくて、みんなを見守ってくれている様子がよく伝わってくるお話です。
娘はまだ本物のひまわりを見たことがないので、今年の夏、是非見せて
あげようと思っています。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

復刊絵本シリーズ、寺村輝夫さんの短いおはなしです。
ひまわりくんの夏の一日が絵日記のように鮮やかに描かれます。
ひまわりは、くもの巣にかかったちょうちょうを助けます。
なかなかの連係プレーですが、くもの立場に立つと複雑ですね。
ひまわりの穏やかな笑顔が素敵ですね。
おや、ひまわりって夜花を閉じるんでしたっけ？
ひまわりについて調べてみたくなりました。
夏のおはなし会の導入や、時間調整に使えそうです。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

のどかな田舎で毎日を過ごしているひまわりくん。
ある日、お友達のちょうちょうがくもの巣にかかってしまったのを、助けようとします。

太陽と同じ形をしたひまわりくんは、本当に太陽のように元気で、そしていつも優しい笑顔でにっこりしています。
どんなときも慌てずおおらかに仲間を守るその姿は、わが子を見守る母親のようにも見えました。

娘は「ちょーちょ！ちょーちょ！」と飛びまわるちょうちょうを追いかけるように指をさしていました。
そんな姿を見て、ひまわりのようににっこり微笑んでしまいました。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】