きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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こまどりのお嫁さんにみそさざいで 違和感を感じながらもそのまま流していたのですが、 他の方のレビューを見て、調べてみると 『ウィキペディア(Wikipedia)』 ミソサザイは 西欧各国の民間伝承においてはしばしば「鳥の王」とされ、各国語における呼称も君主や王の意を含んだ単語が用いられる。ヨーロッパコマドリと対になって現れることも多い。かつては、ヨーロッパコマドリがオス、ミソサザイがメスだと考えられており、「神の雄鳥」「神の雌鳥」として伝承中では夫婦とされていた。また、イギリスではヨーロッパコマドリが新年の魂を、ミソサザイが旧年の魂を宿しているとして、クリスマスや翌12月26日の聖ステファノの日に「ミソサザイ狩り」が行われていた。 とありました。 こういう民間伝承のイメージって 知っている人からしたら当たり前なのでしょうが 知らないと違和感のまま残り、 よりお話を味わえないのかもしれませんね。 今回、絵本よりも他の方のレビューから 勉強になりました。 違和感があれば、調べてみるという姿勢を もっと意識してやっていこうと思いました。
投稿日:2021/01/03
スコットランド民話です。 読み終えて思ったのは、なんて賢いこまどりなんだろう、ということ。 こまどりが王様のお城へ向かう途中、動物たちや人間が、言葉巧みに こまどりをどうにかしてやろうと声を掛けるんですが、こまどりは、 「わたしは だまされません」と、ひらりと交わして飛び続けます。 こまどりのお嫁さんに、「みそさざい」が選ばれるのですが、調べてみたら、 「みそさざい」は、こまどりと同じスズメ目の鳥なんですね。 西欧各国の民間伝承においては、みそさざいは、ヨーロッパコマドリと 対になって現れることが多く、ヨーロッパコマドリがオス、ミソサザイがメスだと 考えられていて、「神の雄鳥」「神の雌鳥」として夫婦とされていたようです。 だから、王様とお妃様は、こまどりを邪険に扱わなかったんだな、みそさざいを お嫁さんに選んだんだな、と調べてみてやっと理解できました。 民話から学ぶことっていろいろあるんだな、と思った作品でした。
投稿日:2013/03/01
『こまどりのクリスマス』との出会いは、幼稚園の時・・・ かしこいこまどりは他の動物に誘われても、自分の意思をしっかり持って王様のいるお城に向かいます。 お城でかわいい歌を聴かせたこまどりにお嫁さんを・・・ こまどりのお嫁さんにみそさざい・・・? 幼いながら何故? と思いましたがその後調べてみると、かつてヨーロッパではこまどり(オス)とみそさざい(メス)が対で夫婦になっていて、新年・クリスマスに関係のある鳥・・・だとか。 テンポがよく、ハッピーエンドなクリスマス絵本 ハード本になってほしい一冊です。
投稿日:2011/02/17
いとこから頂いたお古の中に入っていた本です。 利口なこまどりがいろいろな誘惑に負けずに、 王様のところにクリスマスのうたを歌いに行きます。 スコットランド民謡ですが、あまり教訓めいていなくて 悪者達に罰があったりはしないので、小さな子供には こうゆうお話のほうが良いなぁと思います。 絵が華やかでとてもきれいです。 丸木さんの絵本を他にも探してみようと思いました。
投稿日:2009/06/04
クリスマスのお話でも、サンタやトナカイは出てきません。ここに出てくるのは、お城の王様とおきさき様のために歌を歌いに行く、1羽のこまどりのお話です。スコットランド民話で、この昔話の繰り返しのリズムと最後にはめでたしめでたしといったラストで、親子で安心して読めました。 お城へ向かう途中、いろんな動物がこまどりを捕まえようとしますが、賢いこまどりはだまされずにお城にたどり着きました。強い動物が登場するのでドキドキしますが、小さくても智恵があれば切り抜けられることを、子どもたちに伝えられればと思います。
投稿日:2007/12/05
5年も前に長男が幼稚園でもらってきた本です。 表紙の絵があまり好きではなかったので、なんとなく読みそびれてしまっていたのですが、本棚の整理をしたついでに、なんとなく読んでみました。 すると、なかなか良いではありませんか。 こまどりが、猫や鷹やきつねなど、自分を狙う者の巧みな誘惑を退けて、ひたすら自分の目的地に向かうところなど、繰り返しの楽しさがたっぷりあります。 そして、目的地であるお城の王さまとお妃さまの対応もとても優しくて、数々の誘惑を乗り越えた先には、こんなに素晴らしい世界が待っていたのだと、感動すら覚えます。 すると、今までは今ひとつ好きではなかった絵も、なかなか味があるように見えてくるから、不思議なものです。 おしゃれな感じが漂うスコットランド民話です。
投稿日:2007/04/01
スコットランド民話ということですが、 絵は「原爆の絵」などで有名な丸木俊さん。 意外な組み合わせなんですが、程よく民話の雰囲気があって その世界に惹きこまれます。 こまどりは王様のお城にクリスマスの唄を歌いに行く途中、 様々な動物達に会います。 ですが、いずれも天敵ですから見事にかわして先を急ぎます。 そして無事、王様のところで任務を果たし、お礼にいただいたものは・・・。 絵が丁寧で美しいです。 聡明なこまどりの様子もいいです。 数々の危険をすり抜けるところなど、 思わず昨今の社会状況を考えると、説得力を感じてしまいます。 ラストのシーン、女の子はうっとりでしょうね。
投稿日:2006/12/07
昔、自分が繰り返し読んだ絵本です。 今は絶版になっているようですが、何度かこどものともで増刷され、配本されているようですね。 実にシンプルな、昔風の絵本なのですが、その昔加減がよい味を出しています。 王様、お后さまの衣装など、実に美しく描かれていて、子供心にも惹かれるものがありました。 スコットランドの民話に基づくもので、絵も華やかなので、てっきり外国のものか、と思ったら、日本の方が挿絵をかかれていたのですね。 ちょっとびっくりしました。 賢い駒鳥が、他の動物たちにだまされることなく、お城へ行き、歌をうたったごほうびに、ミソサザイのお嫁さんをもらうことになる話の流れが、女の子心をくすぐったのでしょうね。 相当読んだ覚えがあります。 案の定、読み聞かせてはみたものの、息子は、「ふーん」ぐらいでしたが。
投稿日:2006/08/22
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