10歳の息子と読みました。
アマテラス という単語はどうやら聞いたことはあっても、
どういう神様で、
そしてスサノオって誰???
状態だった息子に、初めて読んできかえたお話。
いや、昔読んだことがあったような気がしたけどなぁ。
10歳になった今、この絵本でまた一緒に古事記を読んで、
スサノオのむちゃくちゃぶり、アマテラスとスサノオの関係、
そして隠れてしまったアマテラスをなんとか外に出すための
みなみなさまの突込みどころ満載なご苦労は特に、
とっても印象深く、息子の心に刻まれたようです。
私が小さいころに読んだ古事記と違って、
このシリーズは結構大人向けだと思うようなシーンも
うまーく描かれていて、
そしてそういうところこそが、息子の心に残ったみたいです。
神様たちのお話だけど、全部が全部神聖化されていない、
人間っぽさもあり、人間のもつ「・・・」なところもしっかり描かれている。
それがこのシリーズの魅力だと思います。