足が短くて胴が長いダックスフントのオスカー。
みんなに「ウィンナー」といってバカにされるのがだいきらい。
なのに、おかあさんは「ウィンナー」と呼ぶし、ハロウィンの衣装はホットドックのパンの服を用意します。
どうしておかあさんはオスカーが嫌がることをしたのでしょう?きっと、自分に自信をもって、恥ずかしいことなんてなにもないのよということを伝えたかったのではないでしょうか?
ハロウィンの夜、いつものようにみんなにバカにされたオスカーでしたが、その短い足とハロウィンの衣装のおかげで友達を助けることができました。
みんなのヒーローになれたオスカー。
きっと自分の姿が誇らしいものになったことでしょう。
ハロウィンが舞台のおはなしですが、子供の成長過程でなにかに躓いたとき、読んであげたくなる絵本です。