そろそろ眠くなってきたなと思い始めた時間に、この本を読みました。ほんとうに、催眠術のようにお話が進めば進むほど眠気が増していきます。かわいいぞうさんや、幻想的な風景も眠気を誘ってくれました。
寝る前に本を読むと、結末が気になってしまって、眠くても読み進めることも多い私なので、眠くなる絵本っていうのはほんとかな?疑問に思っていました。けれど、この本は「いつでも眠っていいのよ」と読み進めるたびに、何度も何度も語りかけてきてくれます。この本の結末は、本の最後に書いてあることなのではなくて、自分が眠りに落ちることなんだって分かると、「もういいや、寝よう」とあっさり思えました。
寝不足っていうのはやっぱり後々こたえますよね。体が眠いと言ってるなら、素直に眠るのが明日の自分のためになります。
なにかと眠気と闘うことの多い人けっこういると思いますが、この本を読むと、眠気との戦闘モードだった心もリラックスして、やっぱり寝ようと素直に思えます。眠いなら寝るのが一番ですね。