野菜達が通う学校が舞台のこの絵本。
ピーマンが物語の主人公です。
いつも居眠りばかりのピーマンくんが夢見ているのは黄色い色や赤い色のもっと大きなピーマン。でも実はピーマンとは違う種類のものなんだよ、ピーマンくんはピーマンくんのままでいいんだよというラストにホッとさせられます。
ピーマンが擬人化されていて大人からすると???と違和感あったのですが、子供はとても気に入って何度も読んでとせがまれました。
「つやよし!」「いろよし!」「かたちよし!」の三つの「よし!」がそろった時、「合格シール」が貼られるのですが、語呂が良くて読んでいても聞いていても楽しいですね♪
好き嫌い克服のためと思って選んだ絵本でしたが、少しだけピーマンが身近に感じられたのでは、と思いました。