はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
はたらくくるま しゅつどうします!(文溪堂)
のりもの好きな子大集合!
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「おーい でてこーい」は、何でも入ってしまう穴をだんだんと悪事に使う人間達の姿が描かれています。 ただ、ラストはよーく読んでいないと分かりにくいようでした。 「鏡のなかの犬」は、自分の望みをかなえてくれたことで欲が出てきた人間の愚かさを描いています。 イソップの「欲張りな犬」のような読後感があります。 でもせっかく星新一さんを子供向けに紹介するなら、もっと面白いのが沢山あるのになぁとは思いました。
投稿日:2018/12/18
星新一さんの作品が絵本化! 絵本だとまたちょっとイメージが変わるかも? 絵本でも楽しめました。 絵本を三冊とも読みましたが、どれも星新一さんらしくてよかったです。 これで星新一さんの作品を読むきっかけとなる子もいるのでは?
投稿日:2018/03/20
星新一さんのショートショートは私が子供の頃によく読みあさったものです。不思議な世界でラストまで読むと『あぁ!』と声を上げたくなるようなオチが用意されていて、人間の心の奥底に潜む物や社会の風刺が効いていて面白く読ませてもらっていました。 絵本化されたのだと絵本ナビで知り、上の息子にも読ませました。「おもしろかったよ」と一言でしたが、彼もママと同じ感性の持ち主なのできっと響いたものがあったでしょう。 絵本ナビでの絵を描いた作家さんのインタビューを読んだ後に読んだのであぁ、捨てるゴミはここまでは描いてここからは描かずにいたのだなと思いながら読みました。 必要以上に説明的でなく、でも挿絵ほどそっけないものでなく星新一さんの世界を具現化したいい絵本になっているなぁと思いました。
投稿日:2018/03/21
6歳の娘と読みました。 星新一さんのお話は今回で2冊目。 なかなかシュールな展開をちょっと気に言った私と娘でしたが、 今回の「おーい でてこーい」は、最後まで読んで思わずゾッとしました。 いつか本当にこういうことが起こるかもしれない。 他人事とは思えない。 物語に潜む、人間のエゴ。 「自分だけが良ければ」「その時だけどうにかやりすごせれば」 と言った身勝手な気持ちと行動が、 後世にどのような影響を及ぼすのか。 みんな、今一度、よく立ち止まって行動を見返そう! と、絵本全体で呼びかけているように思えて、とても笑えません。 読み終わって即、小6になる息子にも勧めました。 軽いタッチで描かれているけれど呼びかけているテーマは重い。 これは是非、子供も大人も、一度立ち止まって再考が必要だと 深く思わされた一冊でした。
投稿日:2018/03/19
何を捨てても、すべて飲み込んでしまう深い穴、、、。お話の最後に、ドキリとしました。このお話が50年も前に書かれたことに、びっくり。 鏡の中の犬、男の子の無理強いしている顔と、白い犬の顔が、印象的でした。鏡がこなごなになった、最後の場面に、しみじみします。 読みやすいショートショートのお話ですが、読み終えたときに、深く考えさせられますね。やさしい色あいで描かれた絵がよかったです。
投稿日:2018/03/11
昔星新一さんの本読んでいました。不思議な、ちょっとこわい感じもするようなお話に、ドキドキしながら読んでいました。 この本のお話はどちらも読んだことがなかったです。どちらのお話も、人間の嫌なところというか、目をつぶっていたいところを描いていて、考えさせられました。 おーいでてこーいは特に、今の社会が抱えている問題と通じるところがあって、たんなる空想のお話ではすまないなという気がします。 私が昔読んだ星新一さんの本は、文字ばかりの文庫本だったので、子どもが読むには難しいかなと思いますが、これなら絵もあって子どもと一緒に楽しめていいですね。
投稿日:2018/03/10
この作品はこの本を通じて知りましたが、とても内容が良く、色々と考えさせられる内容でとても良い作品でした。また、この本が小説だと私も読むのがおっくうになってしまったかもしれないのですが、絵本ということで子どもに読んであげるのもとても読みやすくて、子供にとっても分かりやすくて、興味深く聞き入ってくれていたのでほっとしました。また、絵がとても素敵で、この作品をより分かりやすくしてくれているようで、とても良かったです。昔の作品とのことですが全くそんな事は感じさせない感じで、この絵本を通じてより多くの人にこの作品が読んでもらえるのではないかな、と思いました。この本はお勧めです。
投稿日:2018/03/09
6年生の読み聞かせで 「おーい でてこーい」の方のみ使用しました。 星新一さんの作品は、私が小学校の頃 国語の教科書に載っていて、世にも奇妙な物語的な 終わりが印象的で ぜひ現代の6年生にも読んでもらいたくて選びました。 「おーい でてこーい」のラストはゆっくりと。 感想は言わず、「はーっ!」とちょっと息を飲む感じで終わりました。 ハラハラを共有できて、有意義な時間でした。 そして、「鏡のなかの犬」も気になりますね! 続きは、ぜひ皆さんで読んでみてください。 と付け加え、 「おーい でてこーい」の少し怖い終わりも緩和されたと思います。 本を片付けながら、 この原作は今から約60年前に書かれたこと、 それが現代でも通じるという星新一さんの創作の凄さに少し触れました。 現代の日本も、捨てる事、面倒な事は後回し、 原発で汚染された土の処分に困るとか、 もし、この「穴」があれば、たくさんの物を捨てたでしょう。 読み聞かせの後、 担任の先生からも、「今、ちょうど社会の学習に通じて、良かった」と 感想をいただきました。 読書への興味、これからの日本社会、どちらの面からも 子どもたちに訴えられる、伝えられる、1冊だと思います。
投稿日:2018/03/05
星新一さんのショートショートが 見事に絵本化されていて素晴らしいです。 もともと短いお話なので、 絵本にしちゃうとイラストが ネタバレのようになってしまうのでは、と 心配でしたが、読んでみて安心しました。 そして、絵本になっていることで、 子供に読んであげやすくなりました。 この絵本は、水彩画のイラストが とても綺麗なタッチで、 子供も好きそうだなと思います。 一冊に2つのお話が入っているのも お得感があって良いですね。
投稿日:2018/02/26
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