「かわいくなんか ないっ！」 ママの声

フクロウのフクちゃんシリーズ、かわいいですよねー！！
でも、今回のフクちゃんは「かわいくなんか　ないっ！」
そう、かわいいと言うわれるのが嫌なんですね。
ちょっと背伸びしてみたい年頃なのかな。
それでもやっぱり、ママにとったらいつでも可愛いのですよね。

とーってもかわいい子フクロウのフクちゃんのお話です。

とにかくもう本当にかわいいです。
読んでいる私が親だからこう思うのでしょうか。
しぐさも表情も、話す言葉も本当にかわいいです。

しかし本人はかわいいと言われる事を嫌がっています。
ママフクロウはなんでもお見通しのようですね。和やかな気持ちになりました。

「ねむくなんかないっ！」と同様，フクちゃんがかわいい絵本です．
フクちゃんはかっこつけてるつもりでも，みんなからはかわいいかわいいと言われ，反発している姿がまたかわいいです．そしてお母さんに対しては甘えん坊なところも．
うちの息子も最近自分のことを「おれ」と言うようになりました．フクちゃんを見てると息子と似てるな〜と思えてきて，面白くてかわいいです．

ふくろうのフクちゃんは「かわいい」とみんなに言われるのが不満。もっとたくましい強い子に見られたいんです。でも、ママに「可愛くないわ、、、、ハンターだものねえ」と言われて、やっぱり可愛いと言われたいと泣いてしまいます。

小さい子のつっぱりたい気持ちがよく出ていて、可愛らしい作品だと思います。可愛いって言われるのだって、素敵だよね♪

面白いけどもう少しオチが欲しかったです。読み終わったら「えーっ、もう終わりー！？」と娘に言われたので、ママとの先に何か展開があると更に良かったですね。

ふくろうのふくちゃん。森のパトロールに出かけます。
自分はすっかり大きいつもりで、悪いやつはやっつけてやる！とはりきっているのに、
出会う人、出会う人に「かわいいね〜」と言われるのが気に入らない。

「カッコイイ」なら素直に聞けたのかもしれないなぁ。
でも、ママにかわいくないといざ言われてみると・・・
ふくちゃん、複雑なあまのじゃくな気持ちが見て取れます。

「かわいい」とほめ言葉のように使っているけれど、
男の子には考えて使わないといけない時期があるのかもしれないなと思いました。

この本を読んでまず思ったことは動物たちの絵がおもしろい！ということ。もちろん娘も気づくのでした。うさぎがでてくるのですが私と娘は「カンガルーかと・・・。」そんな繰り返しでそこがこの絵本の一番の盛り上がり場所となってしまいました。本当はちょっとおにいちゃんになりかけているふくろうの男の子のお話なんですよ。

男の子って「かわいい」って言われるのを嫌がる時期ってありますよね。
「かわいいじゃない！かっこいい！！」とかわざわざ言い直したりしますよね（笑）
主人公のフクちゃんもそう。
「かわいい、かわいい」って言われて不満なんです。
でも最後にフクちゃんの本音がしっかり描かれていました。
「かわいい」と言われるのを嫌がるようになった男の子のママにお薦めの絵本です。

ところで、ふくろうのフクちゃん・・
ふわふわの毛の感触が見ただけで伝わってきて、
すごく可愛いく描かれています。

男の子はどんなに小さくても「かっこいい」ていわれたいんですね。そのへんがまた、かわいいのですが。フクちゃんに会ったら私も「ふわふわでかわいいねー」と言ってしまいそうです。
うちの子は女の子ですが、やっぱり「かわいい」と言われるといやがって「かっこいい」と言われたがります。だからなかなかスカートをはきたがらいので、「かっこいいスカートだなー」などどだましだましはかせています。なかなか難しい年ごろです。だからフクちゃんのおかあさんの気持ちがよくわかります。

フクちゃん、いつの日か本当に誰もが認めるかっこいいふくろうになってね。でも、男の子は大きくなっても「難しい」というか「単純」、、、なんですよね。

まだ小さいけど、自分がかっこいい男だ！と思っている男の子の様子をフクロウのフクちゃんに重ね合わせて、その心情がよーーーくわかりました。

まだまだかわいい子ども。
かわいいじゃないっ！
でもかっこいいって言ってほしい。
でも・・？
ママにはかわいいって思われたい。
複雑な男心！
私は女だからか、そういう男心って理解しにくかったわ。
フクちゃんのお陰で勉強になりました。

ホントにかわいい、フクロウのフクちゃん。
まだまだ小さいので毛もふさふさ、お目々もクリクリ
何をやっても、もりの動物たちには“かわいいフクちゃん！”
でも、等の本人は森一番のハンターのつもり。
つまり、かわいい！ではなくて、かっこいい！！って
みんなに言われたいわけだ・・・はは〜ん。
うちの息子にそっくりじゃん！！そうおもって
読んでみました。

早速、子どもたちも「かわいい！！」
もう、かわいいフクちゃんにメロメロ♪
怒った表情をみても「見て！こんなに小さいのに怒ってる〜」
だれがみても、そうだよね！

さあ、お話しが中盤にさしかかってくると
息子がウンウンうなずいて、フクちゃんの見方に！
「オレも、男なのにみんながかわい！って言うぜ。
“かっこいい”だよね〜。オレにはフクちゃんの気持ちわかるぜ〜」
↑こちらのフクちゃん、いえいえ、我が家の息子も
強がってそう言ってます。

ところが、ラストになるとやっぱりまたウンウン。
やっぱりお母さんにも甘えたい！
自我が芽生えた自分を認めて欲しい。
そう言う子供心をうまく書かれてます。
自我が芽生え始める３〜４歳くらいのお子さんは
共感できる部分がたくさんで、楽しめるでしょう♪

皆さんのお宅にも、フクちゃん、居ませんか？
我が家の息子は､パパが帰ってきてからも
「このフクちゃん、オレに似てるぜ〜」って言いながら
また読んでましたよ！