イタリア語の副題が付いていたのでてっきりイタリアで出版された絵本だと思い込んでいました。が、出版はスイスでした。原文がドイツ語なのかイタリア語なのかとても気になるので読んでみようと思いました。絵がとにかく私好みでした。暖かい色の使い方が絶品でした。例えば表紙の青色も冷たい感じの漂う青色ではなくどこか温かみがある青色で据えてもページで色の使い方が素晴らしかったです。主人公のお父さんはケーキを難なく作ってしまうところがとてもかっこよかったです。カッコいいお父さんを主人公は本当に愛しているところが素敵でした。お父さんの仕事を手伝える子供の喜びがとても伝わってきました。熊に食べられてしまっても特製の飲み物を作ってあげる主人公はお父さん譲りの優しさで感動しました。みんなで過ごすクリスマスは絶対楽しいと思いました。喜びあふれるクリスマスはこちらまで幸せになりました。