「ジバンシィとオードリー ―永遠の友だち―」 ママの声

ジバンシィ、オードリー、それぞれの若い頃からの苦労、そして活躍を描いています。
二人の人生が交錯していくところが、子供には読み取りにくいかなぁと思いながら、読み進めていきました。

二人がそれぞれ幸せだったのかどうかは、本人達にしか分からない。
これは大人だからこそくみ取れる感情なのだろうと思います。

全体的にオシャレ感満載なので、大人のための絵本なのだろうと思いました。

そもそも、ジバンシー（デザイナー）やオードロー・ヘップバーン（女優）を知らなければ、興味を持てないのではないかな？と、タイトルから考えてしまいました。
最近はやりの有名人の伝記絵本かというと、記録的なものは年代を追ってくれていますが、伝記とも思えなかったです。
絵はとてもきれいで見やすかったし、よく描かれているなぁと、思いました。

この絵本をたまたま手にした子どもたちが、描かれている二人に興味を持って、古い映画など見てくれたら、素敵だと思います。

子供向けの絵本というより、大人が読んでも楽しくわくわくする絵本に思いました。
オシャレ好きな女の子にもぴったりな絵本に思います。
我が家の小学校２年生の娘は、最近綺麗なイラストを描くことが好きなので、こういうイラストの絵本はすごく見入ります。
お話だけでなくイラストも絵本の醍醐味ですね。
こちらは伝記的なことなので、そこもまたいいな〜。