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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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くった のんだ わらった」 ママの声

くった のんだ わらった 作:内田 莉莎子
絵:佐々木 マキ
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1977年4月1日
ISBN:9784834005271
評価スコア 3.87
評価ランキング 45,659
みんなの声 総数 44
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37件見つかりました

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  • 結構深い!

    内田莉莎子さんの訳本のファンなので、ご本人が再話されているこちらも読んでみました。

    レビューを見るとあまり評価が良くないですね。私はとても楽しみました。息子は全部理解しているとは言えませんが、何度か読むうちに、ひばりがたまごを抱いて孵すことなどを回を追うごとに分かるようになってきています。

    ひばりの賢さが描かれつつ、そこには人間の愚かさがそのまま表現されています。オオカミも図々しいし、ひばりもそれだけ賢いならオオカミに対して、あるいはそもそももぐらに対して、他に何か考えつかないのか不思議ですが、オオカミの言いなりで、ちょっとイラッとしてしまいます。でも、ひばりもオオカミもどちらも「こういう人いる!」と思える。

    くった、のんだ、わらったの3回の繰り返しの中で、結婚式を楽しむ素朴な村人、ビールを運ぶ町のぎょしゃ、そして、お屋敷に住むとのさま、色々な社会階層の人の暮らしが見え、また森と対比されているようです。

    ハッとさせられるところの多い絵本だと思います。買って手許に置こうと思いました。

    投稿日:2010/08/15

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    2
  • うーん・・・

    • モペットさん
    • 20代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    ひばりがオオカミにモグラ退治をお願いしました。おおかみは「おやすいごようだ。でも・・・」と次々と条件を出します。ご馳走を食わせろ、うまいビールを飲ませろ、思いきり笑わせろ。ひばりは呆れながらもオオカミの要望を叶えていきます・・・
    弱者(ひばり)の弱みにつけこむオオカミ。その強欲さに不快感を覚えました。オオカミの言うとおりにするしかなかったひばり。そのひばりの行動も決して良いことではありません。
    ひばりが卵を守ろうとする気持ち。それはよくわかるのですが、何となくすっきりしないお話でした。

    投稿日:2003/03/03

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    1
  • 笑えない

    賢いひばりと図々しいオオカミの物語。
    もぐらからひばりの卵を守る為に、オオカミにもぐらを追い払ってほしいとお願いしたひばり。
    オオカミは、ごちそうをたらふく食わせてくれたらおっぱらうと言います。
    ひばりは知恵をしぼり、オオカミにごちそうを食べさせるのですが、今度はビールを飲ませろと要求がエスカレート。それが叶うと、次は笑わせろ。なんとも図々しいオオカミです。
    で、最後の笑わせるなんですが。王さまが大切にしているクリスタルガラスのろうそくたてを、ひばりが王さまをからかい、王さまが自ら割ってしまうというもの。オオカミはゲラゲラ大笑いしていましたが、これを笑うってどうなんだろう?私の好きではない笑いだったので、それまでは楽しく読めていたのですが、一気にさめてしまいました。
    子供たちにはこういうことで笑ってほしくないなぁと思うので、多分読み聞かせはしないです。

    投稿日:2021/01/19

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  • そのまんま

    読み終わったすぐの感想・・・

    なんだそりゃ・・

    でもいい絵本だと思います。

    おおかみに助けをもとめたひばり。

    おおかみは3つ条件を出してきました。

    ごちそうを食べたい

    ビールを飲みたい

    大笑いしたい

    しかも最初にこの条件を

    だしたのではなく

    1つクリアするとさらに

    条件を出す・・・

    なんだか卑怯だな・・・って

    思いました。

    でもひばりは素直に従い

    おおかみを満足させました。

    ひばりは頭がいいんですね。

    それともおおかみが愚かなんでしょうか。

    いろいろ考えるお話でした。

    投稿日:2020/02/29

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  • 大笑い

    三歳の子に読みました。私的には微妙な感じでしたが、子供は大笑いしていました。オオカミが食べ物を食べるところや、ビールを飲むところ、ろうそくたてを壊すところがツボだったようです。いけないねぇ!と言いつつ、ビール樽を壊すところでは ぼくがする!と手をグーにして叩く真似をしていました。もぐらを追い払っている様子を見て、よかったー!と安心していました。

    投稿日:2019/12/31

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  • 意外と楽しいやり取り

    おおかみはどんなお話でも強欲でずる賢い姿に描かれていますが、
    このお話でも図々しいものとして描かれています。

    それでもおおかみの元へ相談に行ったひばりは随分と命知らずに見えます。
    そして、おおかみもよくひばりを食べなかったなと思いました。

    おおかみのエスカレートするリクエストに、
    ひばりは呆れながらも知恵を働かせて応えていきます。
    ひばりの様子を見ていると、いかに普段から人間の生活をよく見ているなと感じます。
    そして人間が怒るツボをよく心得ている(笑)

    おおかみも随分と図々しいのかもしれませんが、
    生きていくための知恵として、ひばりも相応にずる賢い知恵があるのかもしれないと思いました。

    投稿日:2018/07/13

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  • ヨーロッパの田舎

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子17歳、女の子12歳

    ポーランド民話ということですが、イソップ寓話のように面白さの中に教訓がふくまれている昔話というところでしょうか。
    人がもう少し冷静になればよかったのにね・・・と少し笑えるお話です。
    佐々木マキさんの絵がぴったりします。
    ビールの荷馬車のとおる道にマリア様がかかげられていますが、私が以前訪れたスイスの田舎道と同じで、とてもなつかしく思いました。

    投稿日:2014/07/26

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  • オチがない、、、

     いろいろなお話の中で、オオカミは悪役になることが多いですね。そして最後にばちがあたる、とういう終わり方です。
     このお話も最後はどうなるのかな、と思ったら、タイトルどおり、食った、飲んだ、笑った、だけでオチがないんですね、、、。

     オオカミのわがままさと、ヒバリのかしこさがわかるストーリー。のどかでおおらかな絵が、よかったです。こものなど、こまかいところも楽しかったです。

    投稿日:2014/07/11

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  • おおかみの要求

    ポーランドの民話です。

    たまごを守りたいヒバリの夫婦が巣の下のモグラを退治するために
    オオカミに依頼して、オオカミの要求をかなえるお話でした。

    賢いヒバリなら自分たちでなんとかできたのでは・・?
    と、娘の感想。
    確かにそうかも・・。

    奥が深い話だな〜と、思ってしまいました。

    投稿日:2012/06/10

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  • 考えさせられる絵本

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    5歳と3歳の子供達に読みました。
    佐々木マキさんの馴染みある絵でしたので、子供達も喜んでいましたが、
    大人の私としては、考えさせられる内容でした。
    おおかみはモグラ退治を引き受けるものの、次々に条件を出すんですよね。
    読んでいて腹立たしくなり、すっきりしない話ですが、読後に子供達と話し合って、
    オオカミを反面教師とするように教えられますので、教育に使える絵本だとは思います。

    投稿日:2012/03/15

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