ぼくがおじいちゃんと散歩に出かけると、いつもたくさんの発見をします。と同時にいろいろな不安や困ったことにも遭遇します。
でも、どんな時でもおじいちゃんは「だいじょうぶだいじょうぶ」
そんな風に言われても遭遇した困難がすぐに解決できるわけでもなく、なんだか頼りない言葉だなと、ぼくは思っていたのではないでしょうか。
けれど、いつの間にかうまくいっていることに気づいた時に、おじいちゃんが言ってくれたあの言葉の意味がぼくにはわかったのだと思います。そして今度はぼくがおじいちゃんに言う番、でお話は終わりました。
確かに子育てや子どもの成長に、その時は不安や焦りがあるけれど、時間が経って振り返れば、なんとかなっているんですよね。
“だいじょうぶだいじょうぶ”って魔法の言葉だな、と思いました。
私もこのおじいちゃんのように子どもに「だいじょうぶだいじょうぶ」と言ってきてあげようと思いました。