ある暑い日、くまくんは、お花さんがしおれているのをみてとても心配します。
お水をあげようと思いつきますが、バケツには穴があいていて。
そこにはりねずみくんが登場して穴をふさぐ方法を考え始めます。
なんとも微笑ましいやり取りの連続です。
おいおい、そんな方法じゃ穴ふさがらないよと読みながら突っ込みたくなりますが、そんなほのぼのしてる所が魅力の絵本だと思います。
そして、くまくんの表情がとても豊かに描かれています。
最後は大雨が降ってきて、お花はすっかり元気になります。くまくんは花が元気になったのがうれしくなって、花束をはりねずみくんにあげます。そしてまたバケツが必要になって・・・
きっとまだバケツの穴をどうしようか二人で悩んでるのかなぁと想像させてくれる絵本です。