「にくのくに」 ママの声

表紙のステーキから、どんなストーリーかなーと思い、
ページを開くと、お肉のオンパレード！！！
お肉大好きな娘は大喜び。
ローストビーフ、いいなあ。
でも、すきやきもいいし。
一人で肉ワールドに入り込んでいました。

何十回も読むかと言われると、
我が家はそうではないけれど、
でも純粋に見ていて面白い一冊です。

我が家はみんなお肉大好き。我が家にぴったりの絵本だなと思い、読みたいと思いました。
肉の国の王さまたちが、「我こそがにくのくに一番の王様である」と１番を競います。ローストビーフに唐揚げ、ハンバーグなどなど、これでもか！というくらい肉のオンパレード。しかもどれも美味しそうで、お腹が空いてきました。
最後まで読むと、やっぱりすき焼きが食べたくなります。

肉好きにはたまらない！
肉の国の王様たちが誰が1番か争い始めます。
ローストビーフにハンバーグ、ハムにソーセージ。。それぞれどんなに美味しいか語る様子に、とても食欲をそそられます。想像してたら、思わずよだれがたれてきそうなほど！
最後に出てきたスキヤキ王が、みんなで食べるともっと美味しくなると言って、みんなで食べたらお腹いっぱいになって、争いのことなんてどうでもよくなっちゃうところがおもしろくて、好きです！
どの料理も美味しくて、1番なんて決められない！美味しく食べて平和が1番！

幼稚園で子どもが読んでもらっている絵本でお気に入りの絵本ということで、家でも読みました。今日は、にくのくに一番の王さまを決める、大事な日。ローストビーフ王、カラアゲ王、ハンバーグ王に、テリヤキチキン王…。どの王さまも、自分と、自分の愛する肉料理が一番だと言って譲りません。そこへスキヤキ王が現れます。お肉大好きなお子さんは想像だけでも、お腹が空いてくるようなお話です。

これはもう夜中には読めません。
ダイエット中の人はページを開くとまずいかも。

にくのくにに住む色んな肉の王様の中から、
一番は誰かを決めるというお話です。

ローストビーフに唐揚げにソーセージにハムにトンカツに。魅惑の肉料理がこれでもか、と登場します。どれもとっっても美味しそう！
でも、なかなか一番が決まりません。

最後に現れたのは、日本のご馳走といえばコレ！肉料理界の大御所あの料理でした。
やっぱり日本人は好きですよね。

シュールでリアルな食べ物の絵が印象的なはらぺこめがねさん。
今回の食材は、どーんと肉！
題名は、回文ですが、ここに、ラストのオチがあるような気がします。
いろんな肉の王様が住む肉の国で、一番の王様を決めるプレゼンテーションですね。
ローストビーフ、唐揚げ、ローストチキン、などなど、
はらぺこめがねさんお得意の、超絶美味しそうなメニューが勢ぞろい。
どれもこれも共感しつつも、どう収拾するのかと思ったら、
なるほど、日本の、あの肉料理ですね。
鍋料理というところがミソでしょうか。
もう　どうでもいい。
これは回文にも通ずるような気がします。
小学生くらいから、じっくり味わってほしいです。

この絵本では、お肉の料理が順番に出てきます。そして、それぞれに王様がいて、それぞれに自分の肉料理こそ一番だと自慢します。
ローストビーフの王さまはローストビーフが一番だと言いますし、ハンバーグの王さまはハンバーグが一番だと言うのです。
ただ残念なのは、自慢した肉料理を独り占めしてしまうことです。

でも最後に登場した王様は、粋な計らいをします。
その粋な計らいとは……。

次々に登場する肉料理がリアルに描かれていて、食欲をそそります。でもそれ以外はほのぼのとしたタッチになっているので料理が引き立ち、読んでいるうちにお腹が空いてきます。
この絵本を読み終えたら、肉料理を食べたくなるかもしれません。