村中がヨナスの来るのを待っていました。
なぜって?ヨナスは、素敵な機械を持っているからです。
あっという間に麦を刈りとって、麦粒を袋に詰めてしまう
コンバインを!!
ところが、体調の悪いヨナスはついつい遅れてしまって
収穫後に来たヨナスに村人たちは無関心。
けど、子どもたちはヨナスの何ともほのぼのとした雰囲気が気に入ったのか
世話を始めるのです・・・
子どもたちとヨナスのやりとりや、ふれあいがとってもかわいらしくて
コンバインもどんどんある物に変わっていくところが子どもたちの興味を引いたようで
「ハウルのうごく城だ〜!!」なんて手を叩いて喜んだり!
そして、最後にはホット安心できて、やさしい気持ちになる絵本です。
みんなに大事に、大切にされる物とは、便利さだけではなく
心もこもった物なんだ!ってさりげなく教えてくれます。
結論までに少々長すぎるお話しなので評価は普通にしました。