ある読み聞かせのボランティア講座に出たとき、この絵本が紹介されました。どこかの幼稚園でこの絵本を読んだとき、子どもの1人が「おもしろい話だね〜。このお話を考えた人はすごいね〜」といった子がいた。という話を聞いて、この本はまだ読んでなかった。読みたいぞ。と、図書館で探してきました。
表紙絵のおおかみの情けなさそうな表情がいいですよね〜。
表紙を見ただけで、どんな話かしらとワクワクします。
裏表紙に描かれているきつねはいたちは、物語の中に直接登場しませんが、すごく気になる描き方をされています。
テンポがよくて、ドキドキするし、読みやすかったです。
特におおかみがたいが、バタバタと落ちてくるシーンの、それぞれのおおかみの「うそっ!?」みたいな驚いた顔がよかったです。
下の子は「なんできこりは“きこり”なのに、おかみさんは“カトリーヌ”という名前が付いているんだろう」と、不思議がってました。
怖いはずのおおかみが結構間抜けで、読んでいる方は面白かったです。
3歳くらいから、小学校高学年くらいまでお薦めです。