表紙絵のばすくんの表情が可愛らしかったので借りてきました。
『ばすくん』は読んでいませんが、お話にすんなり入れました。
森に捨てられた、バス君が森のお友だちと仲良く暮らしている様子が楽しそうです。
「いってらっしゃ〜い。」「おかえりなさ〜い。」って、素敵な言葉ですね。
ばすくんは、森の仲間にいつも声を掛けていました。
ところが、人間がやってきて、ばすくんがまた町で働けそうな事に…。
町へ戻り、またたくさんのお客さんを乗せ走れる事をおもい、気もそぞろで挨拶の言葉も忘れるばすくん。
森の仲間は、優しいですね。
ばすくんのわくわくの気持ちをを理解して、そっと見守り見送ってくれました。
ところが、…。
ばすくんのピンチに、またもや優しい森の仲間たちが力を合わせます。
ラストの、みんなの幸せそうな笑顔が印象的です。
ず〜と、みんなと楽しく暮らせそうですね、ばすくん。