「くさはらのはら しぶゆきさんよん」 ママの声

5歳と3歳の子供達に読みました。
白黒の版画なので、表紙だけを見ると子供たちは大して関心を持っていなかったのですが、読んでみると親子揃って話にどんどん引き込まれていきました。
私自身、最初は「読みにくい題名だな〜」と思っていたのですが、リズムをとって愉快な気分で読めます。
読む前と読んだ後の印象がガラッと変わる、素敵な読み物でした。

表紙の版画がとても素敵だったのでこの絵本を選びました。特に女の子の頬が赤く色ずいている様子や女の子が抱きかかえている猫の毛並みの柔らかさなどもとても個性的に表現されている所が気に入りました。表紙を見ただけでも中身が期待できる絵本でした。版画は勿論ですが内容も温かい物でした。主人公を眺めていると子供の想像力の豊かさをひしひしと感じました。自分の世界に浸って楽しい時間を過ごす主人公の様に娘にも想像力豊かな子に育って欲しいなと思いました。どのページの版画も素晴らしいです！！

こういうわらべ歌があるんでしょうか？
お母さんが夕飯の支度をしている間に広がった、空想ワールドのお話です。
うちは娘二人なので、わいわい遊びながら待っていてくれますが、一人っ子だとこんな感じなんだなあ、と思いました。
ただテレビを眺めてるっていう子供も多いかと思いますが、まあちゃんの待ち方はステキですね。
裏表紙で、夕飯の後お母さんに絵本を読んでもらっている様子が描かれているのも、ほっとしました。