息子はサンタクロースの存在を信じています。サンタがいることを信じない子がいることが不思議そうでした。
主人公のスティービーはサンタの存在を信じていません。サンタとみどりの小人が現れて「いたずらほうこくしょ」を見せるところに、息子はドキドキ。
「サンタとくせいぜったいひみつえいせい」で、世界中の子どもたちは見張られています。現代の絵本ならではの発想だなあと思いました。
どうやって世界中の子どもたちに、1日でプレゼントが配られるのかもこの絵本を読むとわかります。
息子の疑問は「うちには、煙突がないのにどうして家に入れたの?」というものでした。そのことについても、「スペースタイムあっしゅくき」なるもののおかげで、各家庭に入れてしまうというわけ。息子は「ああ、そうか」と言っていました。
ハイテクが進んだ絵本の世界の中では、謎も解明されているのですが、一体昔のサンタさんはどうやって運んでいたのかしら?と疑問が湧いてきてしまいました。
うちの息子はサンタを信じているので、不思議にも思わなかったみたいですが、サンタを疑い出した頃に読んだらどんな反応を示すのか、その時にもう一度読んでみたいと思いました。