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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ

バスが来ましたよ」 ママの声

バスが来ましたよ 文:由美村 嬉々
絵:松本 春野
出版社:アリス館 アリス館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2022年06月29日
ISBN:9784752010135
評価スコア 4.8
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  • 優しさのバトン

    優しさのバトンを次々と繋いでいく、
    そんな小学生たちに感動しました。

    以前、主人公の山アさんの紹介をテレビで見て知っていたのですが、絵本になっているとは知りませんでした。

    目の病気で視力を失ってしまったが、働き続ける決心をされた山アさん。私だったらどんな決断をしたかな、そんなことを考えながら読んでいました。

    ある日、「おはようございます」とかわいらしい声が聞こえてきました。そして、「バスが来ましたよ」とお知らせもまでも。
    それから毎日、小さな女の子はお知らせをし続けてくれました。

    その女の子の優しさのバトンは、三姉妹の妹たちへ繋がれていきました。そして、それを見ていたお友達へとリレーされていき、10年以上続いたそうです。
    自分が小学生の時にこんなことできただろうか、声をかけた小学生の優しさに触れ、うるっとしてしまいました。

    私が読みたくて読みましたが、1歳の娘とも一緒に読みました。
    話の内容はまだわからないと思いますが、優しいタッチの絵を微笑みながら見ていました。
    娘が大きくなったら、また一緒に読もうと思いました。

    投稿日:2022/11/15

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    2
  • 親切のバトン

    最初に声をかけたさきちゃん、彼女の親切が始まりで、十年以上、地域の子供達が続けたという実話。
    うっかり涙が出ました。
    なんて素晴らしいんだろうと思います。最初の声かけをしたさきちゃんはもちろんのこと、絶やさず続けてきた子供たちみんなの優しさに男性は本当に元気をもらい続けたんだろうと感じました。
    私も今からでも普通の親切を躊躇なく行いたいです。

    投稿日:2022/12/06

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    1
  • やさしさのひろがり

    • じゃすさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子5歳

    とても優しいお話で、小学生の子どもたちと読みたいと思いました。
    誰かに何かをしてあげる、ではなく、自然とやさしさが伝わっていっているのが心温まりました。絵も優しく、とても良い絵本でした。もう少し大きくなって再読したいです。

    投稿日:2022/12/07

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  • 温もりのリレー

    失明しても仕事を続けると決めた市役所勤めの男性と、その通勤を助ける女の子との触れ合いを描いた作品です。
    「バスが来ましたよ」という女の子のごく自然な声かけが、本当に素晴らしいと思います。読みながら胸が熱くなりました。
    その後も温もりのリレーが、子どもたちに自然とつながっていることにも感動です。
    小学校への読み聞かせで、読んでみたいなと思う作品でした。

    投稿日:2022/12/06

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  • 優しさのバトン

    小学生の子供達がバトンをつなぎながら、目が見えない男性のバス通勤を10年以上お手伝いしてきたという記事は、以前新聞で読んだことがありました。その時は「立派だなぁ。みんな良い子だなぁ。」と月並みな感想を抱きましたが、男性視点から描かれたこの本を読むと、子供達の優しさがどれだけ男性にとって嬉しいことだったのかがヒシヒシと伝わってきて、涙がこぼれました。
    みんな素晴らしい子供たちですが、中でも一番最初に男性に声をかけたさきちゃんの勇気と優しさに拍手を送りたいです。

    投稿日:2022/12/06

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  • ひとりの女の子がもたらした大きな力

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子17歳、男の子13歳、男の子3歳

    じ?んときました。
    白杖を持った男性に声をかけ、バスの乗降を手伝ってくれた小学生の女の子。
    男性の視点で描かれていて、男性の心の動きは描かれていますが、おんなのこの気持ちは絵本からはわかりません。
    はじめは勇気を出して声をかけたのかな。そんなこと感じる間も無く行動したのかな。長い間の交流ではいろんな気持ちが湧いただろうな。
    きっとお互いによい交流があったのだと思います。
    この女の子で終わらず、10年の間いろんな子が関わった交流。その先も影響が広がったんだろうなあとあたたかい気持ちになりました。

    投稿日:2022/12/05

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  • 現実世界もこんなにすてき

    うちの子供は、「本の世界はすべてフィクション」だと思っていました。でも、このお話は実話をもとにしたお話。そのことに何より驚いていました。
    本は空想上の事だけではなく、本当に起きたことが書かれていることもある。そして、まるで作られたかような完璧に素敵なお話が現実に起きている。
    このことを知らせてくれたこの作品によって、よりリアリティをもつ深い読書体験をさせてくれたと思っています。

    学校の勉強ができるできない、誰かより力をもつもたない、そんな価値観以外にもこんな人間力が存在するよ、という教科書のようなお話。

    投稿日:2022/11/30

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  • このお話は私もテレビで見たことがありましたが、こんな素敵な絵本になっていたのですね。

    目が不自由で一人でバス通勤する不安の中、さきちゃんの「バスが来ましたよ」の声かけは、山崎さんにとってどんなに嬉しかったことでしょう。
    見ず知らずの男性に声をかけるということは普通に考えると簡単に出来ることではありません。
    ですがさきちゃんは全く嫌がるそぶりも見せず、席を譲ってくれるよう頼んだり、ボタンを押して降りるのを手伝ったり、学校とは反対の横断歩道まで案内してくれたりと、なんて素敵な子なんでしょう!

    さきちゃんが卒業した後は、その妹に受け継がれ、そのまた妹や友だちに引き継がれ、なんと10年以上も続いたのです。まさに優しさのバトン、思いやりのリレーですね^^

    このお話を聞いた時、私がまず思ったのは「ご両親が素晴らしい方に違いない」ということでした。
    きっと日頃から「困ってる人がいたら親切するように」と育てられているのでしょう。見習いたいです。
    思いやりがこの絵本のように人から人へとどんどん広がっていけば、世の中も今よりずっと優しい世界になるに違いありません。
    お話のように優しい挿絵も素敵で、温かい気持ちになりました。

    投稿日:2022/12/03

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  • その心が大事

    視覚障碍者の男性のバス通勤に
    小学生が自然発生的に手助けし
    何年にもわたって、善意のリレーを続けて
    男性は、定年まで勤めることができた。
    そんな実話が、絵本になっています。

    視覚障害者になり
    白杖訓練を経て
    ひとりで職場に向かう・・
    不安な気持ちがリアルに描かれていて
    胸がぎゅっとなります。
    そんなときにかけられた声。

    絵本では、視覚障碍者の誘導に、
    背中を押したり、手をひっばたりしていたのが
    とても気になったのですが
    (たぶん、やり方としてはNG行為だと思うのです)
    そんなことよりも
    不安な通勤に、寄り添ってもらえた心が
    白杖を持って歩く勇気につながったのではないかと思います。

    暖かい一冊です。

    投稿日:2022/11/27

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  • 親切とは何か

    昨今の日本社会は、電車のなかのマナーについてさまざまな意見がぶつかり合う状況です。
    そのようなニュースを目にしていたせいか、この絵本のお話に心を洗われるような思いがしました。
    「親切とは何か」
    それは、「親切にすべきだからすること」ではなく、誰かを思う自然発生的な気持ちに基づくもの。誰かに指示されたことではないから、「親切」が「リレー」として別の人につながっていく。
    親切を「べき論」で考えてしまう社会は、ある意味、病んでいるのかもしれません。
    喧々諤々言う大人がこの絵本を読んで、人が本来的に持つ優しさに触れ、そして、心にゆとりを持つことが必要なのではないかと思いました。

    投稿日:2022/11/22

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