10ぴきのかえるシリーズの中で、一番好きな本です。
寒い風が吹いてきても、10ぴきのかえるたちは、けろりん、けろりん、まだまだ遊んでいます。冬の間、眠って過ごす用意をするように促されますが、眠る気なんてさらさらありません。そこで冬の間、地面の下で遊べるように楽しいお家を作りました。すべり台やプールもあります。ベッドは・・・いらないと思うけど、念のため設置。
眠ってたらもったいない!遊びたい!まさに子供そのものだな、と思います。夜寝る時間になっても、遊びたくて寝ない子は、夢の世界で遊べる夢ごもりハウスがあったらいいのにね。
でもかえるたちと同じように、最後には、は〜ベッド(布団)気持ちいい〜、寝るのも悪くないなぁ〜 と思って欲しいです。
我が家では、この本を読んだ後、何週間か冬ごもりごっこをやりました。子供はごっこ遊びの中で、かえる以外の絵本に出てきたテントウムシや、かたつむりもちゃんと登場させていました。絵本を通して、身近な自然に親しみを感じているようです。