ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
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小学校高学年から中学生くらいの、多感な時期の子どもに(特に 女の子!)読んでほしいなあって思いました。 たとえ自分が魔女になれなかったとしても、「どんな風に立って いればいいのか」「どんな風に暮らしていけばいいのか」 思いを馳せることができるのではないかと思ったのです。 そうして、私はすっかり大人ですけれど、魔女になるために がんばっちゃおうかなあ・・などと思ってしまいました♪ オールドファッションだったとしても、ね。 眠れない夜、寝室にたまねぎ、は真似してみたいな。
投稿日:2013/06/13
思春期にさしかかった女の子たちにおすすめの1冊に思いました。 人と比べる必要はないし、もし何かに馴染めなかったとしてもそれを負と思う必要もない。 私は私でいいのだ!そんなことも思える1冊ではないでしょうか。 親ではないワンクッション置いた関係、そこから学ぶことって案外多いのかも知れませんね。 親はついつい我が子の行く先を案じ口煩く現実的になってしまいがちですものね・・・そして子供も親はやっぱり鬱陶しく感じてしまうものですものね・・・。 私も思春期はそうだったな〜と思い出しながら。
投稿日:2020/09/11
タイトルにひかれて読み始めました。 読み始めるとどんどん本の中に入り込み また自分の思春期時代を思い出して 共感できました。 描写もすごく丁寧にきれいに書かれていて 情景にも惹かれました。 最後なるにつれて涙、涙で よく読んでいると結末がなんとなく分かってくる本がありますが、 こちらの本は最後の最後まで期待を裏切らず 胸をうちました。 子どもの時に呼んだ魔女になるための本には かえるを食べられることと書いてあったので 諦めましたが、 この本で昔であっていたら・・・ 私も魔女修行したい。今からでも。
投稿日:2009/11/01
久しぶりに爽やかな読後感を味わいました。 登校拒否の中学生が、祖母と暮らしたひとときのお話。 このおばあさんが、実は魔女だったのだ。 そして、魔法をかけて、中学生の女の子を立ち直らせてくれました。 なんて、おしゃれで穏やかで頭の良いおばあさんだったのだろう。 おばあさんと女の子がずっとつながっているリアル感が感動でした。 私のおばあちゃん、明治生まれの芯の強い女の人だった。 この話とは異なる情景だが、ふと思い出した。私たちのつながりを。 息子達には読んでも理解できないところがあるのかな。 娘がいたら、是非お勧めしたい一冊です。
投稿日:2009/07/22
西の魔女。主人公まいのおばあちゃんのことです。 読後、自分も祖母と暮らしていた頃のことを懐かしく思い出しました。 学校に行くことができなくなった中学生の女の子まい。 まいは祖母の家でしばらく暮らすこととなります。 魔女の家系であるというおばあちゃんに、まいは魔女修行をしてもらいます。 それはまず、基礎トレーニングとして精神力を鍛えることから。 田舎での暮らしに心地よさや幸せを感じながらも、揺れ動きやすい感情を抑えきれないまいは、何だか自分を見ているようでした。 おばあちゃんが本当に魔女だったかどうか。 それは読み手の私たちがどう考えるかなのでしょう。 少なくともまいは素敵な魔法を目にしました。 そして私も。 ラストに深い感動を覚えたと共に、読み終えたあとのさわやかな気持ちがとても心地よかったです。
投稿日:2009/05/24
初めて読んでから、もうだいぶ年が流れましたが、 今でも年に1〜2度は読み返してしまう、大好きな本です。 自然とともに生きるスタイルや、物事に対する考え方、 物語のもつ雰囲気などが、どれも心地よく、 時折あの世界に行きたくまるんだと思います。 実生活は、たくさんのものと人に囲まれて日々にぎやかで、 なかなかシンプルには暮らせません。 人付き合いやあふれるものに少し疲れたとき ふとこの本を手にしているのかもしれません。 読み終わると、少し前向きになれている気がします。
投稿日:2009/05/04
西の魔女とは、おばあさんのこと。 自分自身で決めるという、「魔女修行」は今の私にも必要な修行なのだと感じました。 そして、今、しっかり物事の本質を見抜けるようになるために丁寧な暮らしをしたいと思うようになりました。 おばあさんの暮らしぶりがとっても素敵で憧れます。 と、同時に、ずっと昔亡くなった私のおばあさんに無性に会いたくなって涙がこぼれました。 おばあさんという存在は、子どもの目には、何でもできて何でも知っている、そして、幼い私の心を見抜く魔女でした。 ラストのおばあさんからのメッセージ、涙があふれます。 大人のあなたにもお勧めです。 魔女修行、一緒に始めましょう。
投稿日:2009/03/17
映画が公開されたこともあって読んでみたくなりました。 中学に入ってから学校に行けなくなったまい。まいは母方の祖母の家で暮らすことになります。 古き良き時代の暮らしを守って暮らす祖母はターシャ・テューダーを思わせますし、祖母と孫という関係のお話ということで、幸田文の「きもの」思い出しました。「きもの」の主人公・るつ子もまい同様に感受性が鋭い少女であるからです。 母が祖母にまいを「感受性が鋭すぎる」「昔から扱いにくい子」「生きていきにくいタイプの子」と表現しているのを聞いてしまうまい。 読みながら、それは読んでいる私にも当てはまるように思え、ドキッとさせられました。 子どもにとって自分と向き合ってくれる他者の存在が重要であることを改めて思いました。 一番身近な両親がその他者であるのが一番望ましいことなのかもしれませんが、実際そういう恵まれた親子関係というのは難しいもの。 子どもとじっくりと向き合うゆっくりとした時間の中で生きている祖母という存在が、それにはふさわしいのかもしれません。 西の魔女とは、祖母のことでまいは祖母の元で魔女修業をします。魔女修業とは意志の力を強くすること、きちんとした日常生活を送ることなどで、特別なことではないのですが、日々の暮らしの中での楽しみを見つけて生きるということは、現在では簡単なようで実は難しいことなのかもしれないとも思いました。 穏やかで静かな暮らしの中で生きる力を身につけていくまい。そんな暮らしの中でも心がざわざわとすることもあるのですが、そのまいにあるがままを無条件の愛をそそぐ祖母。それがとても素敵で、ラストでは思わず泣いてしまいました。 子どもが愛情がほしい時にその子がほしい愛情を与えられる魔女。そんな魔女に私もなりたいなと思いました。
投稿日:2008/07/17
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