ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
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西宮市の小学校で図工教師をしていた作者は、小学校を舞台に、小学生が活躍する物語をたくさん書いています。特に、高学年の男の子を描いたら、右に出る者なし。ストレートな正義感、成長過程での心の機微、女の子との微妙な感覚など、そのリアルさには時に胸が痛くなるほど。これは私に「ファンタジーって、外国の子供が魔法を使って冒険に出る物語なんかじゃなくて、日本の、しかも小学校が舞台で、小学生が主役でも成り立つものなんだ!」と気づかせてくれた作品です。日本の小学生がもしも、これを読まないまま小学校を卒業してしまうとしたら、あまりにもったいなすぎます! 数ある岡田淳作品は『放課後の時間割』あたりから読み始めて、最終的にたどり着いて欲しい究極の一冊です。
投稿日:2008/03/27
図書館指導員の先生が卒業までに読んでほしい本として あげていたので、6年生の読み聞かせで読みました。 長いお話なので、12分で読めるところまで読んだ後 不思議な世界に連れて行かれ、悟は一番確かなものを見つけて もとの世界に戻れるのか、みなさん読んで確かめてください。 ・・・という感じに締めくくり、時間ぴったり。 その後、図書室でその本を借りた子がいるという話を聞いて とてもうれしかったです。
投稿日:2010/11/10
表紙のイラストから、どこか昭和感さえも漂う雰囲気と思ったら、初版は1985年。 親の私が子供の頃からある本なのですね。 現代の子供でも違和感なく読めるでしょう。 名作は時代を超えて読み継がれていくものなのでしょうね。
投稿日:2021/01/27
最近、江戸川乱歩に、はまっている小4の息子。 二十面相もいいけど、少しは他のジャンルもどう?ということで、いろいろなサイトで、面白いと評判でしたので、オススメしてみました。 学校から帰り、読み出したところ、もう止まりません。翌日も、大慌てで帰宅し、数時間で読破してしまいました。「面白かったー。あのねあのね」と、ストーリーを話し出すほどです。いろいろな本を読みますが、ここまでというのは。 「ぼくらのサイテーの夏」も、同じ小6男子の話で、面白そうに読んでいたのですが、さすが、日本のファンタジー。 やはり、日本の、同じ小学生の男子が主人公で、学校から不思議な世界にというのが、自己投影しやすいのでしょう。西洋のファンタジーよりも身近な感じがします。ストーリーも一ひねりあり、ぐいぐい引き込まれます。力強く、前向きなメッセージを感じました。しかも、それが前面に出すぎず、お説教くさくない。 すばらしい本に出会えて感謝。 面白かったーと喜んでくれて、オススメした母もうれしい。
投稿日:2011/12/21
6年生の悟は体育館前で一匹の黒ネコに出会う。 頭の中に話しかけてくる不思議なネコに望みを聞かれ答えると、次の瞬間、悟は別の世界に立っていた! 元の世界に戻るには、「世界で一番たしかなもの」を捕まえなければならないというが… 四半世紀前に発表された作品にも関わらず全く古びない、「行きて帰りし物語」の良作。 (強いて言えば、文体と登場人物の名前にやや時代を感じるか) 竜と戦う冒険物であると同時に、人との信頼関係・歳をとるということ・希望についてなど、大切なメッセージが含まれている。 児童書では作者のメッセージが前面に出過ぎていてうるさく感じる物も少なくないが、この本では素直に心に響いてくる。 よく考えると怖い世界設定だが、全体を流れる空気は明るく、読んでいて心地よい。 悟が最後に見つけた「たしかなもの」の答えが良い。
投稿日:2010/09/11
低学年の子供は読み聞かせ、高学年の子供は自分で読みました。 最近のファンタジー本に比べると、イラストもお話も少し地味なので今の子にはどうかな?と思いましたが、子供たちはとても気に入ったようで、我が家はしばらくの間、この本の話題で持ちきりでした。 良い本には時間がたっても子供を引き付ける魅力があるんですね。
投稿日:2018/05/17
この本は、私が小学6年生の時、クリスマスに父がプレゼントしてくれたものでした。 クリスマス、真夜中に目覚めて枕元の本を発見。 夢中で読みすすめ、なんと寝ないで明け方に読破していました。 また、大人になるまで何度も繰り返し読みました。 結婚するときに実家の本棚から一緒に新居に連れてきてしまうくらいお気に入りの一冊です。 大人になり、自分も母になった今、父がこの本を12歳の私にプレゼントした意味がわかるようになりました。 娘たちが12歳になった時、一緒に読むのが今から楽しみです。
投稿日:2012/12/08
異世界に行ってしまった主人公が竜と戦うファンタジー。 竜を倒すためにはみんなと協力しなければ…というところが良かったです。 ひとりひとりの力は限られているけど、みんなで力を合わせれば…とはよく聞きますがこのお話はまさにそうでした。 主人公が探しているたしかなものとは一体なんでしょうか? たいへんわくわくしながら一気に読んでしまいました。
投稿日:2012/02/24
おもいろい、というウワサを聞いて 夜の寝る前の読み聞かせの本を探しているときに ふと目に付いたので、購入して子どもと楽しみました。 毎晩、おもしろくて夢中で読みました。 たいてい一章で終わりにして、寝るのですが 先の気になる娘は「お願い!もう一章読んで!!」 と言うので、毎日二章読む羽目に… (いや、私も続きが気になるから、いいんですけど・笑) おかげで、あっという間に終わりになってしまいました。 続いて「選ばなかった冒険」も読みましたが… こちらももちろん、おもしろかったです。 ただ、男性の作品だし?かな? 私の感じではどちらも全体的に少し暗いイメージですが 押し付けがましくなく、 展開も早くて、楽しめる作品だと思います。
投稿日:2011/07/07
年末から今年にかけて読み聞かせをしました。 小学六年生が主人公ということでどうかな?と思いつつ、本人が読んでほしいというので。 息子を見ていると、学校自体に特に問題や不満があるわけではないけれど、家が一番で休み明けには「学校へ行きたくない」「疲れるもん」と洩らします。 それを聞くたびに学校はある意味、子どもに義務を果たしに行く場所だなあと思います。 学校が舞台、そして小学生が主人公で、子どもの気持ちをよく捉えている岡田淳さんの作品が、子どもにとても人気があるのもよくわかります。 学校から急に別の世界へというのは岡田さんのオリジナルかなと思いましたが、『ナルニア国物語』のどこかにもありましたね。 それはそれで世界観が違いますが、自分に引きつけて感じられるお話というのは親近感がわくと思いました。 もし、自分が別の世界へ迷い込み、そして戦いに負けたら老人になるとしたら? 自分が選ばれし者という自信が持てて戦えたら? とページを進むたびにいろいろなことを考えました。 絶望の中での希望、そして仲間を作っていくこと、一人だけではできないこと。 子ども時代に子どもたち同士の中で育んでほしい友情、どうしたら人と人がつながっていけるのか。 小学生にもわかりやすくそんなことを伝えながらも、ファンタジーであること。 岡田淳さんの作品にはとても引き込まれるものを感じました。 子どもたちが共感を持って受け入れていくのがわかる気がしました。
投稿日:2011/01/12
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