世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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娘が先に読んで「これいいよ〜。」と私に勧めてくれた絵本です。 まま母とその連れ子の娘にいじわるされてばかりのマルーシカ。 そんな彼女のシンデレラストーリー…と思っていたら 結末はちょっと違っていました。 そこを娘は気に入ったようです。 森で小鳥を助けた事が めぐりめぐって 窮地に陥ったマルーシカを助けることにつながったように ほうびとして王様からもらった金貨を 町の貧しい人や困っている人に全て配ってしまったことも きっといつか彼女に幸福をもたらすだろうと思えてくる結末に あったかい気持ちになりました。
投稿日:2009/01/16
出版社からの紹介文にあるように「森は生きている」という物語を絵本にしたものです。 このお話は大変有名で、12月になるとあちこちでミュージカルなどやっているので、知っている人も多いと思います。 この絵本はそれをとても美しく、かつ読みやすくまとめられた素敵な絵本に仕上がっていました。 たかな鮎子さんのイラストも素晴らしかったです!! 一緒に読んだのは上の子でしたが、長めのお話が嫌な子でなければ、低学年からでもきっと楽しんでもらえる絵本だと思います。 「森は生きている」のミュージカルが見たくなりました。
投稿日:2008/12/03
どこかで読んだことがあるような、と思ったら、やはり、 スラブ民話からの創作でした。 継母たちにこき使われているマルーシカ。 病気の娘のためにマツユキソウを探す王様のお触れに、 賞金欲しさの継母たちは、3月に咲く花マツユキソウを摘みに、 12月の凍てつく森へマルーシカを追い出すのです。 森の中での不思議な出来事がとても幻想的です。 それにもまして、マルーシカの心の美しさが素敵です。 「それだけでしあわせ」の言葉をかみしめたいです。
投稿日:2008/03/30
12の月のお話は有名ですが、『マルーシカと12の月』では大切なのはお金ではなくてハートだというメッセージがしっかり伝わります。 なによりもイラストが素敵。大型絵本なので、小2のクラスの読み聞かせに選びましたが、ストーリーもわかりやすいのでお勧めです。 12月に読むのがベスト!
投稿日:2009/12/24
つつましく生きてきた少女が金貨を得て幸せに暮らしましたとさ。 ではなく、すべてを困っている人たちにこっそりと 分け与えたところにこの物語の美しさがあると思います。 マルーシカにとっての豊かさというものを考えさせられます。 継母とその娘に対する制裁の厳しさは人間の欲の深さに対する 戒めでしょうか。
投稿日:2009/02/24
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