生き物大好きな娘に、10日ほどかけて少しづつ読みました。(当時小2)
それ以来、娘の憧れの人・尊敬する人は、「ドリトル先生」です!
ドリトル先生は、人間のお医者さんでしたが、お金に無頓着な上、動物を大切にするので家中が動物だらけになり、患者さんが来なくなり、貧乏になってしまいます。
そんな先生が、可愛がっているオウムに動物語を習い、獣医を始めます。
動物語が話せ、動物の気持ちがわかる先生は、動物たちからひっぱりだこ。
でも、(人間から見ると)危険な動物も大事にするので、飼い主からは疎まれ、また貧乏に。
そんな中、アフリカのサルから恐ろしい疫病を食い止めてくれと便りがきて、冒険が始まります。
パッと見、字が沢山でいかにも読み物といった本ですが、言葉は流暢でわかりやすく、この年齢の子供の耳にもすーっと入っていきます。
大人の私が読んでも楽しく、子供の頃に出会わなかったことが悔やまれます。
2作目『航海記』も娘と一緒に楽しみましたが、こちらは更に面白いですが、長さは2倍以上です。
「ドリトル先生」に興味がある方は、まずはこの『アフリカゆき』をお勧めします。
本文は、全体の2/3程度で、残りは作者やシリーズの紹介があり、大人はこちらも併せて読むと、より楽しめるのではと思います。
小3現在、シリーズの別のお話をすこしづつ自分で読み進めているようです。(でもまだ読んでもらう方が、お話に集中できて楽しいそうです(笑))