マーマレードのサンドイッチを持って動物園へ行くパディントン。読んでいる側も気になる『パディントンて、動物よねぇ…。』。
お話の中でもやっぱり、「ペットはお断り。」って言われてしまうけど、パディントンはペットじゃなくて家族!ちゃんと動物園に入ることができました。
この出だしだけでも物語が出来そうだけど、お話の中心はサンドイッチでした。
色んな動物にサンドイッチを分けてあげるパディントン。中にはこっそり盗む悪い人も…。
このお話で教えてくれた大事な事は「ありがとう」の言葉。
実は、サンドイッチをくれたパディントンに「ありがとう」と言ったのは1人(1匹)だけだったんです。
それが誰かは、絵本を読んでからのお楽しみ。
「ありがとう」って言ってくれるのって、やっぱり嬉しいですよね。娘にもこの絵本を読みながらじっくりと教えてあげました。
「パディントンが、この子と一緒の写真が良いのはどうしてかな?」って。
会話を楽しみながら読み進められるお話と、最後に教えてくれた大切な事。とっても良い絵本に出会えたと思っています。