「ありとすいか」にお世話になったたむら先生の魔女の絵本ということで、興味を持って手に取りました。
表紙絵を見て、可愛い魔女の親子に「あら〜、優しそうな魔女さん親子だこと」と思い読みました。
魔女の子ポルカちゃんは、今日が誕生日。
お母さんは、「ケーキを作るから、はてなの森へ行って、木の実を採って来てね」とポルカちゃんにお遣いを頼みます。
”はてなのもり”というネーミングに、なんて素敵な名前でしょうと初めからワクワクしてしまいました。
キノコたちと楽しそうに歌って踊って回って、楽しそう。
キノコたちが言うことには、今は木の実が無いとのこと。
代わりに、森の奥の“ほしのみ”を薦められ、ポルカちゃんは、ずんずん森の奥へ、・・・。
途中案内をしてくれたオオカミさんの協力で、たどり着いた“ほしのみ”のなる木のなんと神々しいこと。
“ほしのみ”を摘み採っていたら、雪が・・・。
読み始めには、予想だにしなかった展開にドキドキしていたら、「そうだった、お母さんは魔女なのよね〜」と、ホッとしました。
ろうそくの火を吹き消す時に、ポルカちゃんが願った二つ目の願い事は、絵本をパタリと閉じると解りますよ。
お洒落なエンディングでした。