電車好きの息子が3〜5歳のころ、繰り返し読みました。
新宿駅を出発し、長野県の松本駅に向かう特急列車「スーパーあずさ」号が描かれています。
横溝英一さんの本では、兄弟の電車旅ものよりも、知識本が好きな息子が好んだ本です。
特急電車は、通勤電車とは、座席の位置が違うのは、一目瞭然ですが、大きく違うのはモーターやブレーキの位置です。
そういった特急電車の特徴や理由、仕組みがきちんと説明されています。
途中、架線がない線路があります。
ディーゼル車が走ります。
地方に行くと、架線を通す予算がない場合など、今でもディーゼル車が活躍しています。
東京から松本へ。様々な景色の中を走るスーパーあずさを、パノラマ画面で描きます。
旅をしている気分を味わえるとともに、特急電車の仕組みについての、正しい知識が身に付きます。