「このへやあけて」 ママの声

このお話は、お部屋の中にあるいろいろな物の会話がお話になっている絵本でした。物によって色々な会話があって、それが個性的でとっても面白かったです。うちの子は変わった人形が見たことないので不思議そうに絵を見ていました。

人形たちが楽しくおしゃべりをしている絵本です。
フランス人形、日本人形、こけし、マトリョーシカなどなど、世界の人形が次々と登場するのが楽しいです。
そして最後のページを見てびっくり！一部屋にこれだけ集結していたとは。夜中には本当に人形たちが動き出して秘密の会合が行われているんじゃないかしらとワクワクするようなお部屋でした。

赤ずきんみたいなお話や金太郎の話、フランス人形の「こまんたれぶーってなにかしら」、こけし、マトリョーシカ、くるみ割り人形などなど、同じ部屋にあるたくさんのものが語り合う姿が描かれている。

絵がカラフルで結構良いと思いますが、内容（ストーリー）はあまりないというか、語感で楽しむタイプの絵本のようです。見開きが虹のような色で、全体に色使いがキレイだと思います。

お部屋の中にある、人形たちの説明を
リズムのある言葉でしてくれています。
声に出して読むと、楽しくなってくる絵本です。
最後のページに、お部屋の全貌が出てくるのですが、
とても楽しいお部屋です♪
こんなお部屋があったら、ぜひ見に行きたいなと
思いました。

お人形達のにぎやかなおしゃべりの絵本です。

とてもきれいな絵でした。

このお話を読みながら、思い出したことが歌の「おもちゃのチャチャチャ」と、ディズニー映画「トイストーリー」です。

おもちゃが話したり、個性を持っていて、面白かったです。

ページを開く楽しさがある本です。

主人公の男の子と女の子と一緒に扉を覗いている気分になりますね。

いろいろな国の人形が出てくるし、その人形同士の人間関係も一目瞭然なのがおもしろかったです。

種明かしのページも楽しいですね。こんな部屋覗いてみたいです。

ましませつこさんの作品だったのでこの絵本を選びました。色々な玩具が登場するのが楽しくて良いと思いました。部屋の中にこれ程の人形が一堂に集結するのは圧巻だと思いました。色とりどりで出身国もそれぞれで言語も様々で本当に楽しい世界だと思いました。色もカラフルで素敵だと思いました。

別の投稿でも書きましたが、先日「長谷川摂子」さんの講演会に行ってきました。（主催：児童図書館研究会埼玉支部）

この「とびらをあけて」は、長谷川さんご本人が、現在一押しで気に入っているご自身の作品の１つだそうで、講演会で読んでいただきました。
もう、めちゃめちゃツボ！でした。
一緒に参加したボランティアの友人と、感激を分かち合い「この本、ほしいね〜」と盛り上がって、さっそく手に入れたのですが、学校から帰ってきた子どもに読み語ったら、感想は「最後のクルミ割りがな〜。マトリョーシカはすごくいいけど」ですって。
う〜ん。この絵本は子供よりも、大人にウケるかもしれません。
種明かしのようになってしまって、申し訳ないのですが、「赤ずきんと」とか、「青い眼をしたお人形」とか…、昔の童話や童謡を彷彿とさせるキャラクターが満載で、見ているだけでも幸せになります。

興味のある方、ぜひ手にして読んでみてください。
学校などで読み語りときは、タイアップする作品を関連性のあるものに絞ってみると、子どもの反応が違うかもしれませんね。
お薦めです！

不思議な展開のおはなしです。
題名に誘われてページを開くと、そこは、人形達の世界。
まあ、世界各地の人形達が勢ぞろいです。
日本人形に、フランス人形、金太郎、こいのぼり、くるみ割り人形に、
マトリョーシカ人形も・・・。
それぞれが楽しいおしゃべりを披露してくれる、という趣向です。
部屋に置いてあれば物静かな存在感の人形達の声に耳を澄ませれば、
ほら、とても楽しくなってきますね。
その個性に思わず拍手です。
思わず、少女に戻ったかのように、ワクワクしてしまいました。

最初に私が1人で読んだときの感想は「ふ〜ん」という感じ。
ところが、娘5歳に読んでみると、娘はこの絵本の虜に。
色々な人形やぬいぐるみたちのおしゃべりが楽しいようです。
特に気に入ったのが、くるみ割り人形と天使のおしゃべり。

かむぞ　かむぞ　かむぞ
なんでも　かんでも　かんでやる

いけません
てんしが　しずかに　いいました

覚えては何度も読んでいます。
娘と何度も読むうちに、私もだんだん楽しくなってきました。

最後には、表紙の2人が覗いている部屋が描かれています。
ここでも楽しみが。「ここにいた！」と登場した人形を探したり、勝手に人形たちを使って娘もお話しを作っていました。