見た目は、小さい子に読んであげたくなるようなかわいさですが、6年生のクラスで読んでみました。
犬やかえる、あひるやにわとりの鳴き声が外国語だとどう表現されるのか。同じ人間の耳で同じ動物の鳴き声を聞いているのに、ところかわればとらえ方がこんなにちがうんだ!という発見におどろきます。
でも、この絵本のおもしろいところは、紹介される動物が変わるタイミングで うし のページが何度もはさまれているという点。「またか!」「わかってるがな!」みたいな独り言が、聞こえてくるようでした。(実際には静かに聞いてくれましたが)
6年生になると、このようなかわいい絵の絵本は、幼いなあって思われそうでしたが、外国語の勉強にもなるし、語学学習といってもそれがみんなが知ってる動物の鳴き声の紹介というところで、かなり聞き入ってくれたと思います。