「かいけつゾロリ(17) かいけつゾロリのおばけ大さくせん」 ママの声

かいけつゾロリシリーズは絵本から児童書への移行本としてぴったりなので、小学生になった娘もよく読んでいます。

年を取って怖くなくなってしまったおばけたちを、ゾロリがあの手この手で復活させようとします。小学生を相手に脅かそうと奮闘しますがなかなかうまくいきません。でも最後はなんだかんだでハッピーエンド♪子どものツボを上手についている楽しいストーリーは安心して子どもに読ませることができますね。

娘はあずきとぎがあずきを褒められてぜんざいを振舞う（笑）シーンがお気に入りのようです。

怖がられなくなったおばけ達を、再び怖がってもらえるようにしたい･･･というようがい学校の先生の願い。
本当なら怖い･･･と思いますが、ゾロリのお話となると、やっぱり怖くない（笑）

あのテこのテで妖怪が出てきますが、次々と笑いがこみあげてきます。
何でこうなっちゃうのかなぁ（笑）

ラストもやっぱり怖くない･･･というか、何だか楽しそうです。
「お化け屋敷」というアトラクションをみんなでやり切ったという、爽快感すら出ていたように思えました。

またも助けてゾロリせんせ！なようかい学校の先生。
年老いた和なおばけたちを元気づけることはできるのでしょうか。
おばけたち…ですが、やっぱり怖くないですね（笑）。
ゾロリせんせは今回もがんばっておりますが、おばけたちも無理に怖がらせようとしなくてもいいのでは？なーんて思ってしまいました。

息子の大好きなかいけつゾロリ。
今回は怖がられなくなったおばけたちに自信を持たせようと
ゾロリが頑張ります！

ゾロリを色々読んでいて、いつも原ゆたか氏の想像力に
脱帽します。今回はなんといってもあかなめの変身というか
転身ぶり！もう息子ともども大笑い！絶対そっちの方がいいですよ〜
百目はいまいちだったかな〜
小豆とぎも面白いです。こういう商売っ気たっぷりな人いますよね！

子供向けのお話なのですが
いつも世間の流行とか社会問題とかさりげなーく入っていて
それでいて面白くハッピーエンド（これ大事）なので
子供にも安心して読み聞かせできます。

この前原ゆたかさんが情熱大陸に出ているのを見て、子供に読んであげたいって思い読んでみました。子供が飽きない感じで作られていて、うちの子も絵本の世界に入り込んでいました。次どうなるか気になる感じで絵本を描いてるって作者の方がテレビで言っていたのですが、まさにうちの子はそんな感じでした。すごい絵本です！！

あずきとぎや百目、あかなめ等のお化けたちがゾロリとタッグを組み
小学生達を驚かそうと奮闘しますが、
ことごとく失敗。
あずきとぎは小学校の先生にあずきを誉められ嬉しくなって、
ぜんざいを作ってもらうし、
百目はたった二つのコンタクトを登場するなり落としてしまい、
小学生たちにさがしてもらいます。
本来怖いはずの妖怪ですが
その面白おかしい姿に、
その５歳の息子もゲラゲラ笑ってました。
このあたりのキャラの設定はさすが原ゆたかさんだなあと
感心しました。
裏方として頑張るイシシとノシシの双子も素敵でした！

今ではすっかり怖がられなくなったお化けたちに自信を取り戻させるよう頼まれたゾロリ。
お化け屋敷のようなボロ屋にやってきた小学生と先生を相手を怖がらせようとあの手この手で頑張ります。

昔は有名だった（？）妖怪たち。
私自身ですら馴染みのない妖怪ばかりだったので、今の子はもっとピーンとこないかもしれないですね。
なかなか思うように、怖がってもらえない様子にププッと笑っちゃうけど結果オーライ！！？？
その後、この妖怪たちがどんな風に変わったか・・・（笑）

今回も面白かったです＾＾