先日娘が、いじめっ子の男の子とお隣の席になり
受難を恐れた私は「知らん顔してたほうが、巻き込まれないよ」なんていってたのですが
娘は、心を砕いて仲良くなる道を選んだようでした。
(徐々に嫌な事をされなくなった娘に「どうしたの?」とたずねると
「知らん顔するのをやめたから」と言っていたので)
全く違うと思われる両者も、
歩み寄る気持ちを持てば、暖かい明日が待っているということを
この本と娘に教えられたような気がします。
ねずみとくじら。
一方は海に住み、一方は陸。
また、大きさも全然違う・・。
そんなふたりが、友情を育み、どんな年月をかけてもそれを忘れない。すごく深くていいお話でした。
すこし古い本のためか、訳の言い回しが難しいところがあり
高学年の方が楽しめるし、大人にも響くものがある一冊だと思います。