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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ねずみとくじら」 ママの声

ねずみとくじら 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:せた ていじ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1976年
ISBN:9784566001039
評価スコア 4.37
評価ランキング 14,764
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  • 教えられたこと

    先日娘が、いじめっ子の男の子とお隣の席になり
    受難を恐れた私は「知らん顔してたほうが、巻き込まれないよ」なんていってたのですが
    娘は、心を砕いて仲良くなる道を選んだようでした。
    (徐々に嫌な事をされなくなった娘に「どうしたの?」とたずねると
    「知らん顔するのをやめたから」と言っていたので)
    全く違うと思われる両者も、
    歩み寄る気持ちを持てば、暖かい明日が待っているということを
    この本と娘に教えられたような気がします。

    ねずみとくじら。
    一方は海に住み、一方は陸。
    また、大きさも全然違う・・。
    そんなふたりが、友情を育み、どんな年月をかけてもそれを忘れない。すごく深くていいお話でした。
    すこし古い本のためか、訳の言い回しが難しいところがあり
    高学年の方が楽しめるし、大人にも響くものがある一冊だと思います。

    投稿日:2011/12/21

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  • 涙なしには読めません

    瀬田さんご自身の『絵本論』の中で紹介されていたので興味を持って借りてきました。

    2歳の息子にはまだ早いのはわかっていました。絵に対して文章がやや多いですし、1文がまた長いのです。内容も「ほ乳類」など、小学生にならないと理解できない点もあります。

    でも、ストーリー自体はそれほど複雑ではありませんし、小さな子にも理解できる流れだと思います。長い文章も、とても詩的で美しく、難しいかもしれないけど、子供に触れて欲しいと思うような文体でした。実際に、息子は結構よく聞いていました。

    くじらとねずみの友情には自然と涙が流れてきます。大人もじゅうぶん楽しめる絵本だと思いました。

    投稿日:2010/08/19

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  • 出会いと交流

    ねずみとくじら、陸の生物と海の生物ですから、出会うべくもないのですが、その二人の出会いと交流に惹かれました。

    最後は、切なさを感じました。

    お互いの存在を認め合い、個性を尊重する出会い、心の奥深くに刻まれる思い出。そんなものが残る出会いがしてみたいと思いました。

    投稿日:2009/01/04

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  • 友情

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

     「もうだめかもしれない」と思わせた後、ハッピーエンドになるウィリアム・スタイヴの作品の感動がこの絵本にも見られました。ここでは ねずみとくじらの意外な組み合わせの二人、思いがけず出会った二人が見た目の違いにとらわれず、小さな共通点からなかよしになっていく様子は、子どもたちにも大切にして欲しい友だちの作り方だと思いました。
     年月がたっても色あせることのない思い出と友情に素晴らしさ、この作品を通して友だちを大切にする気持ちが心に響くお話です。
     小学生低学年にも読んで欲しい絵本だと思います。

    投稿日:2008/07/10

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  • 今思いっきり

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子3歳

    ウィリアム・スタイグのお話はどれも心に響くので
    好きなのですが、
    このお話はまず思ったのは長い。
    読んでも読んでも終わらない。
    でも息子たちは目をこすりながらも最後まで聞いていました。

    6歳児は「なんでもう会えないってわかるの」と
    最後に納得がいっていない感じでしたが、
    私も昔の友達に会うのはほとんどないので
    今思いっきり子どもたちには友達と遊んでほしいです。

    冒険心、友情、恩を返すなどどれも大切で、
    長いけれど、読んでよかったです。

    投稿日:2019/06/12

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  • 友情

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    作者で選びました。
    3歳の子にはちょっと難しい言葉が多かったかな。
    話自体は難しくはないのだけれど、ちょっと長いのもあってうちの子にはまだ早かった感じ。それでもちょこちょこ聞いてくれました。
    陸に住む小さなねずみと海に住む大きなくじらの友情のお話です。
    いろいろと違う彼らだけど、友情は成立するし、素敵なお話でした。

    投稿日:2016/08/21

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  • 品のある訳文

    ウィリアム・スタイグの絵本はどれも好きなのですが、こちらは特に大好きなおはなしです。
    陸に住む小さなねずみエーモスが、海で大きなくじらボーリスに助けられたところから二人の友情が始まります。交わした約束を忘れずにきちんと守るエーモス。淡々と語られるのが、逆にグッときてしまいます。
    品のある訳文も素敵。ちょっと読み難いところもあるので、初めは大人が読んであげるといいかもしれません。

    投稿日:2016/06/24

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  • ジーンときました。

    かなり古い絵本です。

    海外の絵本なので訳されているのですが、

    この訳がちょっと難しいので、子供に読むときは

    少しわかりやすくして読んだほうがいいと思います。

    陸で生きる小さなねずみと、

    海で生きる大きなくじら。

    この対比した二つの生き物が物語を作ります。

    縁あって出会ったのに一緒にいられない。

    海と陸という生活の違いからそばにいられない。

    それが何とも切ないです。

    表紙と裏表紙の絵がまた読んだとは切ないです。

    投稿日:2013/03/01

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  • 冒険好きの男の子に。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    ISBNコードもない古い作品です。
    日本での初版は昭和51年とあるので、約30年ほど前の本です。
    小さなネズミが海にあこがれ冒険に出る前半と、お互いがだいぶ大人になってからの再会する後半に、物語は大きく分かれていると思います。

    うちの子が横から覗いて「クジラに対して、このネズミは大きすぎるね〜」と、しれっとコメントを入れてくれました。
    物語的にはとても素敵な友情が描かれていますが、子どもたちに読み聞かせるとなると、少々分が長すぎる気もします。
    図書館で探してきたのですが、劣化も激しく、もともとあまり濃い色使いではなかったので、色褪せているため、遠目は効きづらいと思います。

    読むのなら、一人読みか少人数の単位で読むことを進めします。
    どちらかというと、冒険好きの男の子に薦めてみたいです。

    投稿日:2011/07/07

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  • 出会いと別れ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    どんなに仲良くなっても、どうしても一緒にいられないことがあります。
    どんなにがんばっても、自分の思い通りにならないことがあります。

    このような経験をこれからたくさんしていく子どもたちに読んでもらいたいです。
    そうして、このねずみとくじらのように、乗り越えていってもらいたいです。

    長いおはなしですが、最後まで引き込まれて読むことができます。
    瀬田さんの訳は、難しい言葉もありますが、そこは読んであげるときに説明してあげるといいと思います。
    難しい言葉に慣れると、小説を読むようになったときに役に立ちます。
    子どもには意外と新鮮かもしれません。

    投稿日:2008/07/03

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