たまたまテレビで見かけた武田双雲さんの書を書く様子が
とても楽しそうで、しかも基礎がしっかりとした字だったので
気になっていました。
先日大阪で個展があり、運良くパフォーマンスショーも行くことが出来、
双雲さんの書の魅力を目の当たりにしました。
しかも、会場をうろうろされていた長身のご本人は、気さくに書の質問にも答えてくださり、
大感激でした。
ということで、双雲さんの著書をいろいろ読んでいる次第。
この本は『しょぼん』がひらがななのに対して、漢字を扱っているのですが、
その漢字は小学校1年生で初めて出会う漢字と、双雲さんが是非紹介したい漢字の
計56文字。
『しょぼん』とおなじく、右に美しい楷書、左に芸術的な楽しい書と詩。
漢字はそもそも絵文字ですから、その魅力も存分に発揮。
巻末にはその漢字の文字の変遷もたっぷり解説してあります。
実際この本をお手本に書に親しみ始めた子どもたちもたくさんいらっしゃるそうです。
そう、漢字って面白いです。
その魅力にはまれば、漢字を覚えるのも楽しくなります。
かく言う私も漢字大好き人間です。
とても共感してしまいました。