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タイトルと絵に、おもしろそう!とすぐ読み始めました。 やっぱりおもしろかったとのことで、延々あらすじから何から聞かせてくれました。 ムシになったことを、親妹ではなく親友だけが気づいたところが興味深かったようです。 私は逆に戸惑いました。親が、特に母親が、子どもの変化に気づく絵本をたくさん読んできましたが、これは親友だけです。お母さんなんて最後です。 しかも子どもの話を、背中で聞いています。 あるある。用事しながら、背中でフンフンと生返事。 ギャングエイジへと成長中の娘には、殊更おもしろく感じたのではないでしょうか。 時々「お母さんには、私の気持ちなんてわからない」と、思っているらしいですから。 なんでムシなのか不思議でしたが、小学校3年くらいから心に入れて楽しんでくれるのではないでしょうか。
投稿日:2011/01/20
もっと多くの人に読んで欲しいなと純粋に思いました。 虫の描写がうまい!(訳もうまい!) ふき出して笑ってしまう面白さ!!最高ですよ。 グレゴリーは朝起きるとムシになっていました。 食卓についても家族は誰もムシになったことに気がつかないで 「おかしなこといってるな」とばかりに応対します。 気がついたのは友人のマイケルだけ。 読みながら、ほんとに虫になったのか グレゴリーとマイケルだけが虫に見えているのかと 混乱してしまいました。 しかし、スクールバスを降りるとき 妹の「お兄ちゃんは自分のことムシだと思ってるのよ」 (おっかしいでしょと言わんばかりに) の台詞で確信しました。やっぱり、ムシの姿が見えてないのです。 学校でムシの6本の足をうまく使い計算を解いたり サッカーしたり、まんざらでもなかったグレゴリーですが さすがに一日きづいてもらえないと悲しくなってしまいます。 家族は元気のないグレゴリーにやっと気がつき ムシになったことにも気がついたのでした。 子供にきちんと向き合っていないと(ムシには気づくだろうけど) 小さな変化を見落とすよ!という 親への警告ストーリーでもあるのかもしれませんね。
投稿日:2010/12/13
ある朝、グレゴリー少年は自分がムシの姿であることに気付きます。 でも、妹も父母もムシであることに気付いてくれないのです。 スクールバスに乗ってはじめて、親友のマイケルが、 グレゴリーがムシの姿であることを認めてくれます。 ちなみに、グレゴリー達が図書室で調べたら「オサムシ」だったようです。 手塚治虫さんがペンネームで「オサムシ」をもじったのは有名ですが、 DNAによる進化の歴史研究対象としても「オサムシ」が使われていましたから、 そのあたりの因果関係もあるんでしょうね。 カフカの『変身』にヒントをもらって、と書いてあります。 ちょっと気味悪い展開ですが、いろいろ考えさせられます。 グロテスクな比喩ですが、思春期の子ども達の存在感のようなものを感じました。 父母の応対も、親としては考えさせられます。 いろんなメッセージを感じてしまいました。 どちらかというと、やはり思春期のお子さん以上でしょうか。 もちろん、それくらいの年齢の我が子に悩める親にも。
投稿日:2009/01/26
2年生のグレゴリー。 ある朝目覚めると、甲虫になっていました…。 最初のページに「フランツ・カフカの『変身』にヒントをもらって」とあるように、何故か虫になっちゃった男の子の一日が描かれています。 文章が長く、絵本というより、絵がたっぷりの字の本という感じ。内容は…なんだか難しかったです。私が大人だから、なのかな?と…色々な子ども達に読んでもらって、感想を聞きたいと思いました。
投稿日:2024/10/23
小学生のぼくがある日突然オサムシ、になってしまいます。これでも衝撃ですが、もっと驚くことに親友以外そのことに気がつかない、ということ。特に親や妹も気がついてないなんて、、、ちょっとしたホラーですよね。
投稿日:2023/04/02
ある日突然、ムシになっちゃった男の子。 足は6本、触覚があって、羽まであるのに、誰も気づいてくれません。 面とむかって話までしてるのに…? 男の子の夢かな?と思い読み進めてみると、学校のみんなも気づかないけど、親友のマイケルだけは、当たり前のようにその変化に気づき、よりそってくれます。 最終的に家族がその異変に気づくのは、1日の最後、男の子が部屋に閉じこもり、天井にへばりついて抗議した時です。 これは大人への忠告だな…と、心がひきしまりました。
投稿日:2021/08/24
ある日、朝起きたら虫になってしまった男の子。 でも家族はみんな、虫には見えてないみたいで 虫になったと自覚している自分を「虫になっちゃった」と認め(?)てくれるのは 親友ただ一人。 なんか、思春期の複雑な心の動きを 同じ時期の子供だけが、同調できるのだ・・というように 裏読みしてしまいました。 けっこう文字がたっぷりで 読み込むのは時間がかかりますし 裏メッセージもいっぱいありそうで いろいろ考えさせられます。 何度か読み返してみたいと思います。
投稿日:2016/12/04
10歳の息子が興味を持つその本はないか探していた時に目についたたのがこの本でした。 虫になっちゃったと言うタイトルと独特のセンスで描かれた虫のキャラクターに息子が興味を持ったようでしたが、中身のお話は正直に言うと期待したほどではなかったというのが個人的な意見です。 僕が虫になったのに、家族は誰も気がつかない。学校の友達もほとんど気がつかない。唯一親友だけがその変化に気がついたというストーリー。 読み聞かせると13分ぐらいかかる文字数の割とある本なのですが、僕が虫なのに誰も気がつかないなんでかなぁとか気にならないのかなあといった具合に少しネガティブな印象を受ける文章が続くので、ユーモアにあふれた内容やワクワクする展開を期待していた私には少し物足りませんでした。 ただ最後には家族にもわかってもらえて元の姿に戻ると言うハッピーエンドで、誰も気がつかない中、親友だけが気がついて一緒にその困難を乗り越えるため協力してくれるところなどが親離れを始める年頃の子供には面白い本なのかなと思いました。
投稿日:2014/02/06
このお話は朝起きたら虫になっていた男の子のお話でした。うちの子は虫が大好きなのでこのお話を聞いて「僕も虫になりたい!」って言っていました。虫になったのに周りのみんなが普通な感じで接しているのもなんか面白かったです。
投稿日:2013/07/04
ユーモアたっぷりの挿絵に惹かれて手に取りました。カフカの「変身」をオマージュした作品のようです。 ある朝、起きたら突然ムシになってしまったグレゴリー少年。家族は全く気付いてくれず、学校に行っても、変化に気付いてくれたのは親友のマイケルだけでした。 私はドキッとさせられました。長女はちょうどグレゴリー少年と同じ小学校2年生。だんだんと気難しくなる時期です。確かに、「はいはい」と話を聞き流したり、きちんと見てあげられていない部分もあるかも。「ママより友達の方が分かってくれる!」と思われても仕方ないなぁと、親としての自分の行動を反省しました。 パパとママはグレゴリーの変化に気づいてくれ、翌朝、無事に人間の姿に戻ります。この最後のシーンに私はとても救われました。グレゴリーのパパやママのように、子どもに謝れる親でありたいです。 子どもたちにきちんと目を向けなければと、強く思わせてくれる絵本でした。
投稿日:2013/02/19
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