日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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表紙の主人公の着ている白色のワンピースとエメラルドグリーンの川の水の色がとても美しかったのでこの絵本を選びました。女の子の持つ夢に涙が出ました。子供の心の清らかさをとても上手に描いているのに感動しました。人の心は束縛できない事や、自由という権利は誰にも平等に与えられている事も教えてくれた絵本でした。是非、原書を読んでみたくなりました。美しい言葉で紡がれた極上の絵本でした。
投稿日:2009/06/08
難民キャンプに絵本を贈るプロジェクトで届いた1冊です。 1年生の息子にも読み聞かせしました。 が、これはぜひ大人に読んで頂きたい1冊だと思いました。 川の向こうに行ってはいけない。 自分たちとは違う人たちだからね・・・ 親は女の子にそう言い聞かせていましたが 息子はポツリと「どこが違うの?何が違うの?」と。 そうなんですよね〜 子供にとっては同じ人間なんですよ! 肌の色とか髪型とか言葉とかじゃないんですよね。 始め息子の言葉を聞いたとき息子の観察力がないのかと 一瞬思いましたが、そうじゃないんだ!とはっとしました。 友達になったのはみんなには内緒。 なんだか複雑な心境です。 本当は向こう岸に初めて行ったのだから色々報告したいことが 山ほどあるはずなのに。。。 いつも壁や偏見を作るのは大人なんだろうなーと思ってしまいました。
投稿日:2014/08/19
一つの川を隔てて、女の子と男の子がそれぞれ住んでいます。 女の子は家族や周囲の人たちから 「あっちの人たちは、わたしたちとちがっているんだよ。」 と日々聞かされて育ちました。 そんなある日、むこう岸で男の子が手をふってきました。 あくる日、岸辺には手漕ぎボートが届いていました。 女の子が大きな一歩を踏み出したその先には 焼きたてパンのいい香りが… むこう岸には女の子と変わらない生活がありました。 外観は違っていても、とってもよく似ている二人。 「私たちの夢は大人になったらこの川に橋を架けること。」 橋は人びとを運び、心の橋もかけてくれると願いたいです。 色使いがとっても鮮やかな絵本です。 沖縄のさんご礁の海の色を連想しました。 川がサンドアートのように魅力的に描かれています。 一見地味な絵本かもしれませんが しみじみと考えさせられるお話です。
投稿日:2010/06/01
チリの作家の絵本なんて、もしかしたら初めて読みました。 とても繊細で、素敵なイラストでした。 いわゆるインディオ系の原住民らしい女の子と、 大きな川のむかこう側に住んでいる、移民してきたらし白色人種の男の子とが、 あることをきっかけに友達になり、 いつか、その真ん中に流れている大きな川に橋をかけたい。 というしんしんと胸にくるような素敵なお話でした。 最近たまたまお話会で、似たような(中国だったかな〜?の)昔話を聞いたところだったので、なんだか縁があるなぁと、思いました。 細かい事情や設定は一切描かれていませんが、そのそっけなさが、かえって想像力をかきたてられた気がします。 特に後ろから3ページ前のイラストが私は好きです。 川の両岸で、お互いに橋を作るためのブロックを置いているところ! ちょっぴり、大人っぽいエッセンスが入っている気がするので、読んであげるなら高学年くらいがいいかもしれません。
投稿日:2009/08/26
チリのイラストレーターによる作品。 川辺に住んでいる「わたし」は両親からむこう岸に入ってはいけないと 諭されています。 自分達と違う人たちが住んでいるから。 でもある日、むこう岸の男の子が手を振っていて、二人は交流始めるのです。 「わたし」が好奇心もあって、むこう岸に渡るシーンは、 こちらまでドキドキします。 確かに肌の色も、風俗も違うようですが、 「わたしたちはちがってる。だけど、とってもよくにている。」 の文章が印象的です。 だからこそ、「わたし」の夢は、この川に橋をかけることなのです。 偏見のない少女の心が感じたことが、純真で素敵です。 平和を願う絵本に分類されているのも納得です。 中南米は侵略の歴史を持つので、そのあたりも考えると複雑ですが、 素朴に平和への想いを抱く少女の姿が嬉しかったです。 原書はもちろん、スペイン語。 原書の言葉の響きも読んでみたいです。
投稿日:2009/07/16
人は誰でも平和な暮らしを望むもの。 それを脅かせる者に対して、過剰に反応する大人の気持ちは分からないでもないです。 でも、相手を知ろうともしないで身構えることはどうでしょう? そんな固くなった大人の心を解いてくれるのは、やはり子どもなんでしょうね。 子どもたちの友好的な姿に、大人たちは本当の平和を感じることができるのかもしれません。 このお話は国と国との隔たりを表している作品ですが、私たちの身近にも川はいたるところに流れていると思います。 心にある川をなくしていくことで、平和に近づくことができたら、とても素敵なことだと思いました。
投稿日:2009/06/18
チリの絵本作家さんの作品ということで興味を持ちました。 むこう岸には、自分たちとは違う人たちが住んでいるから、言ってはいけないと言い聞かされていた女の子が、ある日、小さなボートに乗り、向こう岸に渡ってみると…というお話。 向こう岸では、見た目は違っても、温かい人との出会いがありました。 大人になったら、川に橋をかけようという、女の子の大きな夢も、とても素敵でした。
投稿日:2020/10/22
まだ人種の違いに抵抗のない子供に読みました。 外見の違い・習慣の違い でも、自分達と同じ事もたくさんあります。 女の子の夢の橋は、互いの行き来だけでなく、心の架け橋となることでしょう。
投稿日:2011/10/18
子供同士ってすぐに仲良くなっていいなと思いました。 そして見る夢がとても純ですね。ぜひ夢を叶えて欲しいと思います。 産まれたところや肌の色は違ってもいつか皆が仲良く暮らせる日がくればいいなと心から思います。
投稿日:2011/04/09
隣の人とか、隣の国とか、よくわからないと過剰に警戒してしまいます… 周りの人は「行ってはいけない」「見てはいけない」と言うけれど! 私はこの絵本を、アフリカの子ども達がマシンガンを抱えている写真を見た直後に読みました。 『ああ、あの子達は自分のマシンガンの先にあるものを考えてみたことがあるのかしら?』 この絵本とマシンガンを抱えさせられている子ども達の虚ろな目の色を考えるうち、涙が出ました。 「むこう岸に行ってはいけない」と言ってしまうのは簡単ですが、大人の責任はそういうものではないですよね。
投稿日:2009/06/10
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