伝記絵本について調べていたら、ジャネット・ウィンターに同時多発テロについて描いた本があることを知りました。
同時多発テロの時に、私はドラマの最終回を見ていました。突然、画像が切り替わり、飛行機がビルに激突する場面になりました。
どうして?何が?と思いながら、その時息子を妊娠中でしたので、このような衝撃的な映像を見ていてはいけないと思いつつもテレビを切ることができなかったことを覚えています。
世界中の人々がいろいろな状況下でこのショッキングな事件を受け止めたであろうと思います。
その日、アフリカから花を持ってやって来ていた二人の女性がいました。空港で足止めされ、行き場所ももなく花を抱えてさぞ途方に暮れたことでしょう。そのことがこの絵本の中には描かれています。
現在、シリアに武力介入するのでは?というニュースを見るにつけ、この事件のことを思い出します。
またこの夏息子と一緒に戦争について調べました。この世界から紛争やテロがなくなる日は来ないのでしょうか。
読むことや知ることで、戦争を考えることのきっかけになって下さることが1人でも増えて下さればという思いもありレビューを書きました。