王さまって子どもとよく似ているなあって思いました。
この本を読み聞かせしてほしいがために息子が考えたのは「王さま読んでくれたら宿題する」というもの、息子が漢字プリントをする横で私はこの本を読み聞かせしました。
221ページと長いのです。
でも、一旦読み始めると内容が気になります。王さまが湯気のような透明人間になったり、でも、王さま他のお話では透明人間になりたかったので、これはこれでいいのかも?
変な別人王さまが出現したりと、寺村さんの本は読ませますね。続きが気になります。
途中で「かいぞくポケット」シリーズに似た書き込みがありました。
明日の宿題がしてあったら続きを読んでよろしいとか、おかあさんとおとうさんにチョコレートをあげたら読んでよろしいとか。
そのたびに、息子と顔を見合わせて「読んでいい?」「読めるかな?」と確認し合ってしまいました。その時の息子の戸惑った表情がおもしろかったです。
実は、私の読み聞かせを夫も聞いていて最後は聞きそびれたので夫も最後が気になっているようです。
夫いわく「王さまはどうしてこんなにわがままなんだ?」と。うちでは今は家族で読んでいるシリーズとなっています。