「にっこり にこにこ」 ママの声

親しみやすい絵とにっこりにこにこのフレーズの響きにひかれて読みました。

動物の鳴き声とにっこりにこにこの繰り返しもとても心地よく読めました。

派手さはなく、素朴でありながら、味わい深く親しみの持てる1冊だと思いました。

動物たちが呼ばれてにっこりにこにこな笑顔を見せてくれるくりかえしの絵本。
赤ちゃんに向いた絵本です。
ねこちゃんを呼んだ後ににゃーんと鳴いてからにっこりとしてくれるので、動物の名前や鳴き声も分かるようになれそうです。
読んでいるほうも聞いているほうもやさしい気持ちになれると思います。
やっぱりにこにこはいいですね。

１歳前後の赤ちゃんによんであげると親子でとっても楽しめると思います。

次女は３歳ですが、先日これがいいと図書館で借りてきました。

内容的にはいかにも赤ちゃん向けだったので私は一度読んであげたきり読んでーとは持ってきませんでしたが、
本人は「にっこりにこにこ」という繰り返しのフレーズが気に入ったようで、また絵の優しさ、自分でも読めるという自信が嬉しかったようで珍しく自分で度々絵本を取り出しては読んでいました。

対象年齢が過ぎてしまったと思っても、いろんな楽しみ方があるんだなと思いました。
大きくなってもかわいい絵本は嬉しいよね。

笑った顔を見せてくれる。至極単純な作りの低年齢向けの絵本ですが、単純な作りだからこそ、ちゃんと赤ちゃんや幼児に伝わるいい絵本になっているな。と思いました。
ねこ・いぬ・ねずみなどわりと身近な動物から、なぜかヤギが登場しそのヤギの顔が何となく憎めない気の抜けた、いい表情をしていて笑えました。

愛らしい表紙の描き方が気に入ったのでこの絵本を選びました。色々な登場人物が可愛らしい笑顔を見せてくれるのが良かったです。文章も繰り返しがあるので娘も気に入った様子でした。娘に馴染みの犬や猫が登場する場面に特に反応していました。大きく描かれているのも見やすくてよかったです。

ねこさん にゃーん　にっこり にこにこ
いぬさん わーん　　にっこり にこにこ…

たくさんの動物が登場し、鳴き声→にっこりする。
動物の登場の時の顔と、にっこり顔のギャップが良い。
にっこりするとほっとした気分になる。

はじめての聞き手であっても自然と声が出るので、
おはなし会などで大勢で楽しむのに向いている。