あのいたずらっこのベンジャミンバニーが、ピーターの妹のフロプシーと結婚!!そして、元気なこどもたちが6匹も生まれました。(娘は、6匹まとめて「フロプシーのこどもたち」と呼ばれていることを面白がり、「なんで一々名前を覚えていられないの?」と、笑っていました。)
ピーターは働き者のうさぎに成長したようですが、フロプシーはどうやら相変わらずの様子。父親になってもまだ懲りずに(!)マグレガーさんのゴミ捨て場に出入りしているんですね。娘は、マグレガーさんがどんなに怖い人なのか、ちゃーんと心得ていますから、「大丈夫〜?」と、心配しながら見守っています。
芝の間からのぞく茶色の耳、その上には、マグレガーさんの大きな足が!「え〜!食べられちゃうよ〜!」と、娘もハラハラドキドキ。袋に詰められたこどもたちに涙するフロプシーの姿も、本当に悲しげです。
でも、そこからは、愉快痛快! ねずみのThomasina Tittlemouseが、子うさぎたちを助け出し、ちっちゃな指で子うさぎのほっぺをつねって目を覚まさせる場面は、娘のお気に入り。家に帰ったマグレガーさんが、喜び勇んで、”One two three four five six leetle rabbits!”と、数える場面でも、くすくす笑っています。夫婦喧嘩のとばっちりを受けて(?)窓から飛んできた野菜くずが見事に命中してしまった末っ子のうさぎは、ちょっぴりかわいそうでしたけどね!
(編集部注:洋書版「The Tale of The Flopsy Bunnies」に寄せられたレビューです。)