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じぶんの木」 ママの声

じぶんの木 作:最上 一平
絵:松成 真理子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2009年12月
ISBN:9784265070282
評価スコア 4.78
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みんなの声 総数 22
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  • 私にもじいちゃんがいてよかった(涙)

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    久々に深くていい話を読んだので染み入りました。

    長生きした伝じいはわたるに話して聞かせました。
    熊の話、山の話、じぶんの木の話
    どれもわたるの記憶に残り
    話と共に伝じいもわたるの中に生き続ける
    そんな気持ちになりました。

    私にも戦争に行った経験のあるじいちゃんがいました。
    ビルマでどんなことがあったのか
    少しだけ話して、「もうここまで」といって
    席を立ってしまったことを思い出しました。

    おじいちゃん、おばあちゃんって
    本や図鑑、先生やパパ、ママに引けを取らず
    引き出しをたくさん持っている人なんだ、
    次の世代へつなぐ大切な存在なんだと
    この本を読んでそう思いました。

    投稿日:2010/10/07

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  • 心に残る

    美しい表紙が気に入ったのでこの絵本を選びました。黄色がとても効果的に使われているのが良いと思いました。主人公がお爺さんの事をとても愛していて大好きな気持ちがひしひしと伝わってくる作品でした。二人の関係がとても羨ましく思いました。人の心に深く根ざす話が出来るお爺さんは素晴らしいと思いました。

    投稿日:2010/10/08

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  • 「伝じい」とわたるの交流がいい!!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    ひいじいちゃんの伝じいと、ひ孫のわたるとの心の交流をとても温かい目線で描かれている素敵な絵本でした。

    「伝じい」可愛いです!こんなおじいちゃんが自分の子どもたちにもいてくれたらいいな〜と、本当に思いました。
    伝じいから聞いた「じぶんの木」の話に、「花さき山」を連想してしまいました。
    でも、こちらの「じぶんの木」はそのあり方がまた「花さき山」とは違うので、別の感動、別の楽しみ方ができます。

    松成真理子さんの絵が最上さんの文章にとても合っていて、「伝じい」の素朴さや、村や山の風景がとても伝わってきました。

    わたるが小学校2,3年生くらいなので、小学校の中学年くらいのお子さんからお薦めしたいです。
    少々文章が長いですし、読み語りをするには、見づらいぺーじ(遠目がききづらい個所)もありますが、
    機会があれば子どもたちに紹介したい絵本です。

    投稿日:2010/09/19

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    1
  • 私も探したい、じぶんの木

    大好きな松成さんの絵にひかれて図書館で借りました。

    どんな人にもじぶんの木がある。
    この言葉の重み、大切さ、心にじんわり染みました。

    わたると伝じいの温かい交流を素敵です。
    息子がもう少し大きくなったら、一緒に味わいながら感じながら読みたい1冊ですね。

    松成さんの絵も素敵です。

    投稿日:2010/04/20

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  • 静かな余韻が残る本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    子供がどんどん減っているとは言え、一番の友達が93歳のおじいさんというのも珍しい。その一番の友達が死んでしまう事で、彼は死について考える。でも皆「自分の木」があるから死んでも寂しくはないと伝じいは言った。でもやっぱり、淋しいよね…。

    投稿日:2014/12/08

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  • 伝じいの話

     山の奥の村に住む、小学生のわたる。93歳の伝じいから、いろいろな話を聞きます。
     伝じいの話はいきいきしていて、私も一緒に聞いているような感じになりました。山と森とクマと伝じい、みんなつながっています。
     
     伝じいのおみまいは、自転車で一時間もかかります。それでも、伝じいに会いたいわたるの気持ちがつたわってきます。
     伝じいは、わたるに「じぶんの木」の話を残してくれました、、、

     深い緑の森、真っ赤な山、大らかでちから強い絵が、お話にあっていました

    投稿日:2014/09/23

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  • 松成さん

    挿絵の松成さんは、こういった「おじいさんと孫の少年」について
    語られる絵本が得意なのかな?「松成さんの絵なら素敵な絵本になる!」
    とお願いされることが多いのかな?

    わりとたて続けにこの手のお話を読んでしまったので、「うーむ似たよう
    なお話だなあ」という印象を受けてしまったのは残念ではあるのですが
    (誰かが死んじゃう物語はほんとはあんまり好きではないのです)
    でもやっぱり松成さんの絵の力が素晴らしくて、ひきこまれてしまいます。
    それに・・木が好きなので(山登りするとよく木に触ってしまいます)
    「じぶんの木」がどこかにある、そう思うだけで、まるで木の肌に
    さわっているようなほんのりとあったかい気持ちになります。

    娘は、まだ自分と深く関わり合いのある身近な人の死は経験していない
    ので、この絵本はしっくりこなかったみたいです。死とか生とか
    考え始める小学生くらいになったら、もっと自分の中で考えつつ
    心に刻みつつ読んでほしいなって思います。

    投稿日:2012/05/21

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  • おじいちゃんの話

    本やテレビでも、たくさんの知識が得られるけれど、おじいちゃん・おばあちゃんのお話には、いつも引き込まれます。
    昔話でも自分の経験談でも、やっぱり生の声には力があるのでしょう。

    伝じいの話にも、経験からくる迫力などが感じられるのだと思います。

    そして、心に残ったのは「長生きしたから、わたると会えた」という伝じいの言葉です。
    そうなんです、私達が聞きたい・教えて欲しいと願っても、長生きしてこそなのですから。

    投稿日:2011/10/25

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  • こんなこと今まで思いもつきませんでした

     あ〜、お年寄りのお話はやっぱり有難い!
     私も父方の祖父母・母方の祖父にたくさん話を聞きました。
     今の年齢で再会できたなら、もっとたくさんあれやこれやと聞けただろうにとも思います。
     でも、あの幼い頃のまっすぐな気持ちで向き合っていたようにはいかないかな?

     ここに出てくる最後の鉄砲撃ちといわれる伝じいさんの熊にまつわるお話や、大朝日岳のお話もわたるくんと一緒にひ孫になって聞いている気分でした。

     そして、“じぶんの木”のお話。
     とっても元気を貰いました。
     こんなこと今まで思いもつきませんでした。
     大切な人を失う悲しみを和らげ、残った人に生きる元気を与えてくれるお話でした。

     中・高学年にお薦めしたい。

    投稿日:2011/09/21

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  • いつかは感じる痛み

    大江健三郎さんの作品の中に、森に行くと自分とそっくりな木があって、

    それが自分の木だというというような作品があったと記憶しています。


    その記憶があるので、この絵本もそんなお話なのかなあと思って読み始めました。

    わたるの一番の仲良しは伝じい。

    熊をとった時のお話などをしてくれます。そんな伝じいが入院することになるのです。

    伝じいのじぶんの木とは、人が亡くなるとどこかに自分の木が生まれるというもの。

    人は命が亡くなると、魂だけが離れるともいいますが、死んだ後のことの本当のことは誰も知りません。それゆえに、人は死を恐れるものだし、

    また身近な人が死んでしまうのではというのも恐ろしく辛いものでもあります。

    どこかで人が死ぬということを必ず経験します。

    息子もこのわたると同じように小学二年生で祖母の死を経験しました。

    これは絵本で学ぶよりも絶対に経験でしかわからないことではありますが、

    ただ、最上さんの作品には作品であっても身近な人の死、いつかは感じる痛みとしても伝わるものがあるのではなかいと感じました。

    絵が『じいじのさくら山』の松成真理子さん。『じいじのさくら山』にも通じる切なさをこの作品から関します。

    死を考えるというのは、実は生きることを考えるということでもあります。

    いずれ死ぬからこそ今を精一杯生きようと思う。

    子どもの受けとめ方はまた違うのかもしれませんが、子どもと一緒に読んでみたい作品です。

    投稿日:2011/04/08

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