「ゆうちゃんの たこやきパーティー」 ママの声

４歳の長女が、図書館で見つけて持ってきました。
タイトルがおもしろく、また表紙の絵もかわいらしかったのでそのまま借りてきたのですが、なんだか不思議なお話でした。
なぜたこやきパーティーに雷さんたちが出てくるのか？さっぱりわからず。
長女はなんだかんだと楽しんでいたのでよかったのですが。
ちょっと無理があるお話だな・・・と思いました。

たこやきパーティ、実はしたことがありません。

パーティどころか、たこやきを作ったことがありません。

この絵本を読むと、たこやきをみんなで作って、

一個ずつほおばるのも楽しそうだなと思いました。

まんまる顔の６人のお客様、たこやきみたいな顔で

おもしろかったです。

ゆうちゃんとお父さんが庭にいて、「くもがもくもくしてる」「雪ふるかなぁ」という場面からお話が始まります。
その流れがいったいたこ焼きにどう関係するのか、？？？と思いながら読んでいました。
寒いからたこ焼きをしようということなり、友達を呼ぶためにゆうちゃんは電話をします。友達は留守でなかなか繋がりませんが、３件目、雷がなったと同時につながりました。だけどそれは、かけたはずのとしくんではなく、くもの上の電話だったのです。そしてやってきたのは、６人の女の子でした。
けれどこの６人の女の子…あまり雲に見えません（苦笑）よく見れば、ああ、スカートは雲っぽい？という感じですが、人間の姿で描かれていることで、逆に感情移入できません。なぜ６人なのかも謎だし…。
というわけで、申し訳ないけど私は「うーーーーん」という感じで終わりました。

福音館の月刊配本の絵本で、何度も繰り返し読んでいます。最初に読んだのは3歳の頃だったはずですが、5歳になった今は、絵の細部までチェックするようになりました。つまみ食いをしている「もくもく」がいて、大笑いしていました。

息子に電気屋さんでたこ焼き器を見かけるたびに「ほしいね〜、たこ焼きパーティーしたいね〜」と言われ、そろそろ降参しそうです。

こどものともが好きなのでこの絵本を選びました。みんなでわいわいとたこ焼きを作る表紙が楽しそうで魅せられました。主人公のお父さんが買うのではなく自分達で手作りしようと行動するのが格好いいなと思いました。どんなお客さんでも不信感を抱かず歓迎する主人公の家柄に感動しました。美味しそうなたこ焼きを私も家族で作りたくなりました。