「じゃーん！」 ママの声

このお話は、気分によって色々な動物に変身しちゃう女の子のお話でした。一日でいろいろな動物に変身するのがうちの子にはとっても面白かったらしく、「僕も変身してみた〜い！」って言ってちょっとうらやましそうでした。

６歳４歳の娘たちに読みました。動物になりきるロッテとロッテのお母さんのやりとりが描かれています。娘たちは「じゃーん」というところがとても気に入ったようです。私としてはもう少し内容があるのかなあ？期待していたのですが。でも、この親子を見て、私もロッテのお母さんのように怒らず温かい気持ちで接してあげないとなーと思いました。

６歳の娘が、「この絵本面白いよ！」と教えてくれました。
「じゃーん！」と言いながら、女の子のロッテがライオン、さる、くまなどなど、いろんな動物に変身します。子供らしいというか、ちょっぴりわがままだなあとも思うのですが、ママがちゃんと付き合ってあげるのが素晴らしいです。
娘は、お休み前に読んだ本の影響で、ロッテちゃんがペンギンの姿になって眠るシーンがお気に入り。「ママは気づいてないね」なんて言いながらとてもうれしそうでした。

かわいい女の子のロッテは、
「じゃ〜ん！」
と言いながら、次々と動物にへんし〜ん。

なんでかっていうと、昨日の夜、ママが読んで聞かせてくれた本に、動物がいっぱい出てきたから。

子供って、本当にかわいいところがあって、すぐ真似するんですよね。

子供が本当におさるさんやぞうさんになったと想像するなんて、すごく
面白かったです！

とくに未就学児のお子さんに読み聞かせしたら受けそうですね。

動物の夢を見たロッテは、次々にいろんな動物になりすまします。そして屁理屈ばかり。
正直・・・微妙だなって思いました。
ストーリーの盛り上がりに欠けるし、ひねりもないかな。動物が変わるタイミングもテンポが悪い感じがしました。

どうぶつ大好き、色々な動物にへんしん〜☆
しかも、このロッテちゃん、かなり自分に都合よく
動物の特性を利用してます☆（笑）

寝たくないワニのロッテは、
　「ワニだから抱っこきらいだもーん」と拒否。
でも･･･、ママにそっぽを向かれてしょんぼり。

そしてママは、
　「ワニさんは抱っこ嫌いなんだよね。
　　でも、ママの知ってる誰かさんは抱っこ大好きだよね」
　「うんっ！」

娘は、このエピソードが、かなり気に入ってました。
このママ、上手ですよね〜。ワニになってることを否定せず、
ちゃんと自分から、ロッテに戻るようにもって行くところが。

そして、ロッテが寝付いて部屋を出て行くママの背後で、
眠っているはずのロッテがペンギンに変身？！
この遊び心がたまらない！

じゃーん、ついこんな事言ったり出来るのは子供が小さいうち・・・母も子も、或いは兄弟で、この”じゃーん”でコミュニケーションとったことありませんか？主人公の動物好きなロッテの大好きな絵本を読んでくれたママ。翌朝ライオンに変身してくる。そして次々にいろいろな動物に変身し、一日の終わりに・・・。我が家ではよくあること、そう前の晩に読んだ絵本を、夢の中〜朝に、そして幼稚園へ行くまでの道に話題が引いてくることって。だからこの絵本のこと、人ごとではなくて、楽しんで読めました。

小さな子どもは、好奇心いっぱいで自分も色々な面を持っていて、本当にいろんな動物に変身しているようです。
作者の子どもを観察する力を感じます。

それに振り回されて、大人は大変ですし、腹が立つこともあります。
でも、このママのように楽しんでしまったらいいですね。

こうやって色々なものに変身しながら、いつか「自分」を見つけるのだと思います。
のびのびとしていて、素敵な絵本です。

なかよしなママを相手に変身ごっこ。
ロッテの無邪気さがとーってもよくでています。
変身したついでに、わがままし放題。
ママも困り顔。
ロッテのママは、冷静でやさしいわ。
見習わなくちゃ。
この変身ごっこは、元をただせば昨夜ママが読んでくれた絵本です。
「じゃーん！」と訳したたなかかおるこさんが素敵に思えました。

空想好きの主人公の女の子がいろんな動物に変化して
お母さんと一日を過ごすお話。
なんで、ぞう？
なんで、わに？
とか　途中で？？？となるんですが、
自分にもある空想好きの部分と重なって、全部許せちゃいます。