娘が幼稚園から持ち帰った、去年度の3月の月刊絵本です。
最近、娘は何故か虫の絵本をいろいろ持ってきますが、その中の一冊です。
「ちいさなかがくのとも」ではなく「こどものとも年少版」です。
何となく、かがくのともっぽい内容に思えます。
かまきりの赤ちゃんの誕生の絵本ですが、私は、自分では絶対買わないであろう絵本です。
そういう意味では、月刊絵本で持ち帰って読むというのは、親の好みに左右されず偏った絵本の読み方にはならないのでいいことなのかなと思います。
虫が苦手な方にはちょっと辛い本です。世のお母さん方は、虫が苦手な方が多いと思いますが、泣く泣くお子さんに読まされている方も多いでしょうね。
題に「かまきりかあさん」とはありますが、母さんが出てくるのは最初だけです。
「おしりから ぷりっ」
「ぷりっ ぷりっ」
と卵を産むのですが、その表現がおならみたいで、娘には面白いみたいです。
確かにかあさんは出てきますが、何故、題につくのかなって思います。
卵を産んだ後は、母さんはどこかへ行ってしまって、虫はそれが当たり前なのですが、卵や産まれた赤ちゃんをお世話するわけでもないですし。
かまきりがどうやって産まれてくるかを知ることができるので勉強になります。
そして、おおきなおなか卵を抱え、それを産むのですから、やっぱり虫さんでも産みの苦しみがあるのかなと、絵を見て感じました。