今年は雪が多くて、どうしても家にこもる機会が多くなります。
吹雪いていたり、積もるまでには至らないとやはり家の中。
そんな中、休日に雪が降りました。
そういえば、『雪の結晶ノート』を借りてきていたことを思い出しました。
雪の結晶のでき方がわかって「なるほど」と息子と読んでいたものの、こんな時こそこの本の活躍ではないかと。
この本の中には、雪の結晶の観察方法が出てくるのです。
黒い段ボールと虫めがねがあれば、すぐにでも観察体制に入れます。
でも、観察する前に雪を観察するためのダンボールなり発砲トレイのようなものは、外に出して冷やしておくといいらしいこと。これもなるほどな知識でした。
知識がどんどんと増えていくのはとても楽しいものです。
でも、経験に勝るものはないと私は常々思っています。
雪の日のひんやりした空気感、毎回同じような雪でも寒さによっては水分を多く含んだ雪であったり、頬にあたると痛い雪の場合もあります。
息子と一緒にベランダに出て、観察してみました。
水分を含んだ雪ですぐに解けてしまい、結晶が観察できるのはほんの数秒でした。
でも、実際にやってみると、雪の結晶のはかなさや美しさが発見できるのです。
これだけのことですが、親子でとてもいい経験ができた日でした。
科学絵本も読むだけでなく、体験も伴ってこそ子どもの血になり肉になっていくんだなあと実感しました。
今度、雪が降ったらこの本のことを一緒に思い出すと思います。
ぜひ、皆さんも親子で雪の結晶の観察をしてみませんか?
とてもお薦めです。