なかなか幼稚園に馴染めないゆみちゃんとお母さんの物語。
内気でなかなか幼稚園に馴染めないゆみちゃん。
幼稚園って、行くのが嫌だって泣く子もいるけれど、ゆみちゃんのように泣けない子もいるんですよね。
私も、小学生の頃、内気なタイプだったので、なんだかゆみちゃんにとても感情移入しました。
そして、おかあさんが素晴らしい。
泣きたい時に我慢をするのは大変だから泣いてもいいんだよ、って。
がんばれとはあえて言わないのが、ゆみちゃんをとてもよく理解した優しさですよね。
私は我が子が幼稚園に行きたくないって言ったとき、こんな優しさをもっているだろうか、どんな言葉をかけてあげられるだろうか、と考えさせられた絵本です。