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子供にも読みましたが、難しかった様子です。 中国の「殷」や「遣唐使船」など、歴史的な事柄が出てくるので、大人としては読み応えがあって、とても面白かったです。 スケールの大きいお話なので、大きくなっても楽しめることでしょう。
投稿日:2013/01/07
また、見っけ!あかば氏作品!! 1968年初版ですよ! 素晴らしい って、なんで知らなかったんだろう・・・ 話は、壮大で 組み合わせ?のような 歴史をもう1度復習しないと・・・(^^ゞ みたいな ただの昔話ではありません 読み応えあり!です
投稿日:2011/01/26
日本だけでなく、インドや中国を渡ってやってきた九尾のきつねということで、壮大な昔話だなあと思いました。 殺生石という石の由来ともなった話というと、そこにはこんなお話があっても不思議ではないと思わせるものがありました。 実際にこのような魔力のあるきつねがいたら本当におそろしいと思います。 絵は赤羽さんで、魔力のある不思議な狐の様子をよく描いていて、ぞくっとするような怖さがある場面がありました。
投稿日:2011/01/02
赤羽末吉さんの絵です。 ぜひ、絵本をひろげて表紙と裏表紙をいっしょに見て欲しい。 ぐわぁ〜んと、漆黒の闇にひろがる不思議なキツネには尾が7つ。 そしてそのキツネの表情・まなざしの妖艶なこと。 ぞくっとします。 読んでみると、小さな子にはちょっと難しいかも。 だけどとてもスケールが大きくて、怪しくて・・そしてちょっとなまめかしさもあり・・。 日本の朝廷だったり、中国やインドでも壮大な災い(飢饉・火事・騒乱・・)をひきおこす魔物のキツネ。 最後は武士たちが大勢弓矢を持って、退治にでます。 ダイナミックで荘厳で・・・黒澤明の映画「乱」みたいな空気を感じました。 いやーすごい絵本に触れたな・・・という読後感。 5歳の息子は「怖かった」と一言。 でも怖くても一度は手にとって損はない1冊だと思います。 絵本の幅が広がったかも。
投稿日:2010/11/16
小学1年生の娘が読書月間で、学校からのおすすめ本の中にあげられていたので図書館で拝借してきました。住んでいるところが関東だからこの昔話?と思いました。地元がこちらではないので、殺生石のことを知らずに読んだのですが、とても面白かったです。
投稿日:2023/10/21
あとがきに著者の大川さんが書かれていますが、 これは栃木県那須町・那須湯本温泉にある「殺生石」から生まれた物語(伝説)で、古くから能の舞台の1つとして取り上げられているので、誰がいつ考えたかはわかりませんが、歴史のあるお話です。 ここに登場する九尾の狐は昔話には結構登場する悪役ですが、このお話では日本のみならず中国やインドにまで出張してしまうという、かなりスケールの大きな仕事をやってのけています。 こういうのを最初に考えた人はほんとにすごい想像力だと思います。 お話の展開も面白いですが、赤羽さんの絵も素敵なので、機会があったぜひ読んでほしい作品です。 読み聞かせに使うなら小学校高学年以上のお子さんたちに! その時には、出来たら大川さんのあとがきも読んであげたいですね。
投稿日:2017/01/13
那須に伝わる、九尾の狐のおはなしです。 美女に化けた狐は、古代中国の国家(殷と周)を滅ぼし、 インド(天竺)の皇太子を惑わしたのち、遣唐船に忍び込み日本に上陸、 玉藻前(たまものまえ)という名の女性に化け、鳥羽上皇の寵愛を受けながら、 悪事を働くチャンスを虎視眈々と狙っていました。 ところが陰陽師・安倍泰成に正体を見破られ、都から遠く離れた那須野が原に 逃げてきます。 そして、朝廷から遣わされた東国の武将、三浦義明・上総介広常率いる軍勢に 責められ、ついに悲壮な最期を遂げます。 時空を超え、世を惑わせ続けた九尾の狐。 実にスケールの大きなおはなしで、読みごたえがあります。 そして、赤羽末吉さんの挿絵はやっぱりすごいです。迫力があります。 時代物はやっぱり赤羽さんだなーと改めて思いました。 那須には現在も、狐の怨念が残っているとされる殺生石(国の史跡)があります。 毒(硫化水素ガス)を発生させており、近づくことはできません。 こんなところから、ひょっとすると本当の話なのでは?とも思わせてくれます。 子どもには少し難しいかなとも思いますが、低学年には補足説明を加えながら 読めば問題なさそうです。小1のわが子も真剣に聞き入っていました。 読み終わったあとで「本当にあったおはなし??」と真顔で何度も質問してきました。 また、大人の方々の前で読ませていただいた時には、思いのほか皆さん聞き入って 下さり、「絵本を読んでもらったのは数十年ぶり。感激しました」と言っていただきました。 絵本の底力を実感した瞬間でした。
投稿日:2006/11/10
この画家(赤羽末吉さん)の絵が気に入ったとみえて、数冊借りてきた長男(なかなかしぶいでしょう?!笑)。 民話のシリーズの中でも、みんながよく知ってるようなものではなく、逆に今まで絵本化されなかったものを選りすぐって、シリーズにしたというだけあって、舞台も日本から、中国、インドまで飛び、時代もさらに昔にさかのぼる、というスケールの大きな絵本です。 それだけに、かなり難しく、長男(小4)くらいでちょうどいい感じでした。 さて、昔からずるがしこいイメージが強いきつねですが、最近は「ともだちや」シリーズなんかでもいい味出してるし、「手ぶくろを買いに」みたいな昔からの名作もあり、けっこう好きな動物だったのですが、このきんいろのきつねは、相当の悪者です。美しい姫に化けて、帝の心を奪うばかりでなく、帝の命、周り中の人の命をねらい、国々を滅ぼしてしまうのですから・・・。
投稿日:2003/04/28
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