「ありのガトー」 ママの声

主人公のアリのガトーは絵本の中に出てくるとき、リアルな大きさで登場して来ているのにうちの子は「小さ〜い」って言って楽しんでました。だから、カブトムシがとてつもなく大きいのに驚いてました。大きさがリアルに描かれていたので良かったです。

釣り人が下を覗き込んでいる
おしりの感じ

飛んでるカブトムシ

ガトーと話している時のハトさんの顔が
無表情だけど何か考えているリアルな鳩そのもです　

デニムでここまでできるなんて
感心してしまいます

子供達は自分たちに身近な
あり　鳩　たんぽぽ　綿毛が出てくるので大好きです

私は「さあ　せなかに　おのり。
たんぽぽの　おかへ　かえろう」と
ハトさんがガトーを乗せて帰るのですが
その時だけは　お茶目な表情をしているのが好きです

アリのガトーがお空を旅する絵本です。

ある日綿毛につかまって、空を旅することにしました。
行き先はどこへ行くか分かりません。

アリのガトーが綿毛につかまって空を飛んでいる姿を見て息子が
「ぼくも空を飛んでみたいなー！」と言っていました！！
それを聞いて私も「こうやって空を飛んだら気持ちがいいだろうなぁ」
と、思いました☆

綿毛で空を飛ぶことはできないけれど、
でも「飛ぶことができたら気持ちがいいんだろうなぁ！」
「飛べたとしたら、どこへ行こうかな！」
と、色々な事を親子して空想することができる絵本だと思います。

こどものともが好きなのでこの絵本を選びました。様々な種類の布を使って表現してあるのが美しかったです。特にタンポポの花びら一枚一枚を丁寧に刺繍しているのに感動しました。好奇心旺盛な主人公のお陰で空の旅の楽しさを一緒に感じられるのが良かったです。ふわふわ飛べる綿毛はとても魅力的でした。

ありのガトーは、たんぽぽが一面に咲く丘に住んでいました。ガトーは、丘の木に登って、遠くをながめるのが好きでした。そして、はとのように空を飛びたいと思ったのです。そこで、あるものを使って空を飛んで見ることにしました。

よく見ると、布を切り、ミシンで縫って、作られた絵で、お話ができています。それも、色とりどりのデニム生地が使われています。よくもここまで細かい作業ができたものだと、感心させられました。
ちいさなありと、はととのやりとりは、穏やかな口調で、優しい気持ちが伝わってきました。
さて、風任せの空の旅、ガトーは、どんな大冒険ができたでしょうか。
『ガトー』という、ちょっと聞き慣れない名前、どこからきたのかなぁと思って考えると、ふむふむそういうことか！

ガトーがちいさいので「ガトーどれ？」と探すのが楽しそうです。
親以外の存在が見守っている感じがいいなと思いました。
ちょうど外にたんぽぽの綿毛がある季節に読めてより楽しめました。