「かちかちやま」 ママの声

いわゆる「かちかちやま」のお話でした。
「かちかちやま」のお話は、何歳になって読んでも、興味深いお話だと思います。
「ちょっと間抜けなたぬきは、どうしたら良かったのかな？」と考えながら読ませていただきました。

いもとようこさんのかわいいイラストで小さな子向けに感じましたが、一年生の娘は「え？おばあさんを殺しちゃったの？なんで？」とびっくりしたようでした。描かれるたぬきの表情も同情の余地もないほど悪い顔をしていて、うさぎがたぬきを懲らしめていく様子に「はやくやっつけて！」と娘と応援してしまいました。
娘には、「悪いことをしたらかならず自分に返ってくる」という話をしました。上辺だけの昔話ではなくて深い部分を考えさせられるお話でした。

ちょっと長いかなと初めは思いましたが、2歳の娘でも、最後まで、聞ける長さなようです。かちかちやまって久しぶりによんだけど、こんな話だったかな？本によって色々違うのかもしれませんね。うさぎがおじいさんのかたきをとるのですが、なかなかたぬきもマヌケですね。笑。うさぎの作成にひっかかりすぎです。でも娘と一緒に楽しんで読めました。

いもとさんのイラストの絵本なら、日本の名作も
わかりやすいかな、と思って読んでみました。

「かちかちやま」の内容を覚えてなかったので、
あ、おばぁさん死んじゃうんだ・・・
結構ひどい仕返しするんだ・・・と思いましたが、
子どもは、背中に火がついて飛びあがるシーンや、
とうがらしを塗られて飛びあがるシーンが
とても楽しかったようです。
特に最後のうさぎの仕返し達成ポーズが気に入ったようです。

何か悪いことをすると、必ず自分に返ってくるとわかってくれば
と思います。

　昔ばなしのかちかち山は、なんど読んでもおもしろいなと思います。けらけら笑えるおもしろさ、とはちょっとちがいますが、奥深さを感じます。
　悪いたぬきと、知恵のあるうさぎの表情がいいですね。いもとさんの絵は今にも動きだしそう。たぬきとうさぎの会話も、結末がわかっていても楽しめます。

　「かやを背負う」ってどんな感じなんでしょう。一度、体験してみたいなと思いました。

かちかちやま、久しぶりに読みました。子どもははじめてのかちかち山です。
このお話の、いたずらもののタヌキ、そして仕返しをするウサギ。少々残酷なくらいのやりとりで、びっくりしました。でも、これぞ昔話という気もしますし、子どももお話だとわかっているので、怖がらず楽しんで読んでいました。そしてなにより、登場人物をいもとようこさんが可愛らしくいきいきと描かれているので、子どもたちにも読みやすいと思います。
こんなに倍の仕返しをされると思うと、悪いこともなかなかできませんね。

４歳になった長女、日本の名作を読んであげたいと思い、いもとようこさんの絵が可愛いので、
こちらを選んで借りてきました。

私も「かちかちやま」の内容をちゃんと覚えてなかったのですが、こんな残酷な場面もあったんだ
というのが正直な感想です。可愛い絵だからこそそう思うのかな。

でも、ちゃんとうさぎがたぬきをやっつけてくれるので、救いようがありましたが。
何か悪いことをすると、必ず自分に返ってくるとわかってくれたと思います。

悪いことをしたらこうなるというお話なので、五歳の娘は怖がってしまいました。昔のお話は名作が多いかもしれませんが、すこし残酷です。娘はたぬきさんかわいそうと泣いていたので、すこし早かったかもしれません

いもとさんのむかしばなしシリーズは、子供が手にとりやすいのでよく読ませて頂いてます。

もっと古いタッチや言葉使いの昔話の方が、雰囲気もばっちりなのですが、どうも入門編にはこちらの方が聴きやすいみたいで（笑）

悪いたぬきの表情もさながら、私は、しかえしするウサギの表情にとても惹かれました。強い意志のようなものを感じます。
かちかちやまも、たぬきがおばあさんを叩いて死なせてしまう怖い場面がありますが、昔話のそういった部分も上手に隠さず描かれていてよかったかな？と思います。避けてしまいがちな昔話も、よみやすいところからでも親しんでいきたいので、いもとさんシリーズはとてもお勧めです。

娘達に日本の昔話を読み聞かせてあげたくて、
娘の好みの絵柄の、こちらのシリーズを何冊も手に取っています。

いもとさんが描かれるこの作品のタヌキは、
何とも憎たらしくなる悪〜い顔をしています！
いもとさんのタッチならではの可愛らしさも残る感じはするのですが、
可愛い可愛いウサギさんと並ぶと、物凄い悪人顔！
これ以上怖い顔だと上の娘は拒否反応ですが、
怖さの匙加減がうちの子にとっては絶妙です。
とても喜んで聞いてくれました。

親子で大好きなこのシリーズ、読破したいと思っています＾＾