「おにんぎょうさんのおひっこし」 ママの声

５歳次女に借りてきました。

女の子が大事にしていた指人形のあみちゃんがいなくなってしまって、探すお話です。お片付けをしないと大事なものがなくなっちゃうよという教訓にもなるお話です。でも、それだけじゃなくて、子供には子供の世界があるんだなということがよくわかる絵本でした。例えば洋服を重ねて山を作ったり、洋服ダンスが山だったり。ぐちゃぐちゃなのを見て、「かたづけなさーい」と一喝するのではなく、子供のやっていることの意味もちゃんと見てあげないとなとも思いました。

石井睦美さんの『しろうさぎとりんごの木』を読んで、ほかの作品も読んでみたい、と思って、手に取った作品。
親は、散らかった部屋を見て、「お片づけしなさい！」と言ってしまいます。でも子どもには、子どもの想像の世界があるんだな、と気づかせてくれます。
おかあさんのおんなのこへの対応が素敵！
カエルみたいな顔をしたカエルという名前の犬の絵も期待通り。
とろとろの甘酸っぱいあんのからんだミートボールもおいしそうです。

あそび終わったおもちゃを片付けなかったり、

脱いだ服を脱ぎっぱなしだったりすると

部屋があっという間にちらかってしまいます。

だいすきだった指人形を探すんですが、

ちょっと冒険っぽくなっていておもしろかったです。

部屋が汚いことはまねできたことではありませんが、

子どもの成長を願う部分が最後にありますから、

投げっぱなしの話ではなくていいと思います。

ちゃんと片付けてくれないから、お引っ越ししちゃおう・・・
子供部屋が片付いてない、我が家の子供たちには「ドキッ」とするお話だったかもしれませんね。
それにしても、山や川といった表現で、子供部屋を表している想像力はすごいです。

娘が図書館で選んだ絵本なのですが、２歳の娘には
なかなか読みごたえのある絵本でした。
女の子が、指人形のあみちゃんを探すのですが、
お部屋を片付けないと、出て来ない状態です。
お部屋のなかに、おもちゃが散らばっている様子が
描かれていて、我が家に似てる・・・と思って
しまいました（笑）！！
あみちゃんは、実は、家族と一緒に、天井裏に避難
してたんです！！
おもちゃ目線で描かれていたラストもおもしろかった
です♪

女の子の部屋は、散らかり放題。
行方不明のお人形を探す為に部屋を大捜索！

床に散らばった衣服は、川と森。
モノが詰め込まれた洋服ダンスは山。

こどもって、お人形ひとつ探すことすら、ストーリーがあって、遊びになるんだな〜って感心しました。
「山（タンス）に挑むから力をつけたい」と、調理中のミートボールを１個もらうことにも成功（笑☆）

そして、「見つかりました。はいおしまい。」ではなく、ちゃんと最後まで、こどもストーリーを貫いているところがいいですね。夢を壊さない。
こどもの頭の中って、面白い！娘のお気に入りの一冊です♪