こどもは、絵本と同じくらい紙芝居も大好きです。
だから、時々紙芝居も読んであげます。
紙芝居は絵本と違って、ちょっと大げさに表現したり、声を変えたりと、
演じるのが楽しいですよね。
紙芝居「コスモスあげる」は、ふたごのたぬきの男の子が、
ママの誕生日に、ママが大好きなコスモスの花をプレゼントするお話です。
たぬきの親子が住む林には、コスモスが咲きません。
そのため、ふたごの男の子は、人間が住むふもとの花やさんまで、
買いに行くことに。
人間に化けたたぬきの男の子。
ばれないかドキドキです。
それでも、途中で知らないおじさん(ほんとは、人間に化けたパパなんだけど)に助けられて、コスモスを買うことが出来ました。
男の子の優しさ、
そして、その二人をそっと見守るパパ。
無事に帰ってきたふたりを抱きしめるママ。
こんな思いやりのある家族って素敵だな。
たくさんのコスモスの花に囲まれた母子、
それをそっと笑顔で見守る父。
大好きなシーンです。
この紙芝居は、あまんきみこさん作「たんじょうびには コスモスを」を、
紙芝居化したものです。
絵本の方は、もう少し内容が長くて童話に近い絵本になっています。
長いお話でも大丈夫なお子さんには、こちらもおすすめです。